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アコウダイ [釣り]


今回の釣はアコウダイ、水深500m位に住んでいる深海魚で、冬の深場御三家の一つです。御三家は前回の紹介したキンメダイ、クロムツ、そしてアコウダイ。どの魚も刺身にしゃぶしゃぶ、煮付け、そして鍋、何しても美味しい魚です。
 釣果は半日やって船中3匹のみ。

冷蔵庫で最低3日間寝かせます。旨みがぐっと増します。まずはしゃぶしゃぶだな。


相模湾の夕日、秋から春にかけての相模湾の夕日は大変美しいです。伊豆半島に太陽が沈んでいきます。


金目鯛漁 [釣り]


今年の初釣は、冬の遠征釣の定番金目鯛です。仕事柄天気予報については詳しいので会社に行くと入念なチェックを入れます。もちろんフライトに関する天気予報が第一ですが、今年は何分冬型の気圧配置が強まることが多く伊豆方面はいつも大西(西風の強風)で海は大荒れの状態、いつになったら釣にいけるのかついつい天気図を詳しく分析してしまいます。
ありました、関東の南を低気圧が通過するパターンそれも四国沖から発達する爆弾低気圧と違い関東近海ではあまり発達しないようです。寒く雪も降るかもしれませんが風は北東の風、海は凪るなとすぐに船長に電話すると、明日は金目鯛の漁にでるけど来るか聞かれれば二つ返事で行くぞ。
朝3時を下田出船、一路新島沖に向かいます。予想と反し風は微風なれどもうねりが3メートルから4メートルそれも不規則に揺れ、かなり厳しいコンディションでした。
しかし釣を始めれば気分も寒さも吹っ飛びます。
まずは新島沖で一投目、400mの深海に向け仕掛けを投入、期待に反し金目は40本の針に3匹しか付いていません。新島沖の金目は超ブランド品ですがこれではどうしようもありません。すぐに船長は三宅島の三本沖に移動、この場所は漁をしている船がたくさんおり、期待が持てます。
雪がかぶる三宅島雄山
結果はこの通り、一投ごとに1キロから2キロ級の金目が20匹近く釣れます。

明け方6時から午後4時まで船長と二人で200キロを釣り上げました。大型クーラーが満杯、明日から金目地獄です。

釣りたての金目はお腹が銀色、しばらく経つと全体が赤くなります。魚が真っ赤になるまでしばらく置いておきます。銀色の金目は市場価値が下がるのだと。新鮮な方が高そうだけど???


アオリイカ [釣り]


イカのうんちく第2段、今回はアオリイカです。アオリイカは主に関東以西の沿岸に生息するイカで夜になると堤防の中まで入ってきて小魚を捕食しています。その小魚を見立てたエギなるものでこのイカを釣ることがブームになって久しいです。昔は漁師がこのエギを使って小船でシャクリながら釣る姿に見とれて、20年も前から食いしん坊は密かに釣っていましたがこんなにブームになるとは・・・エギ以外に紀州で始まったといわれるヤエン釣、これは最高に面白い。生き餌でカンパチ釣るくらい面白いのです。生きた小鰺やボラの尻ビレ近くに針を刺して尾ひれの付け根で道糸を輪にして魚と結び、そのまま魚をアオリイカのいるポイントに投げます。リールのドラッグは完全に緩めておいて魚の泳ぎに任せます。突然、リールから糸が勢いよく出て行きます。アオリイカが魚をくわえて泳ぎ出したのです。

これからがドキドキです。糸が止まって約5分待ちます。イカは魚を食べるのに夢中になるので、その頃からそっと長い磯竿でイカを寄せてきます。時々イカが引っ張るのでその時は糸を出してあげます。ある程度寄せたら道糸にヤエンなる針を掛けてそれを沈ませイカに引っ掛けるのです。

これがヤエン。
イカが魚を食べている時は針も何もかかっていないのです。ヤエンがイカまで到達するとグイーンと竿を持っていかれます。このときイカの大きさがわかり、2kg位の大物になるととんでもないくらい引きます。強引に巻くと身が切れてしまいばらすので慎重に対応します。最後は玉網で・・・
 アオリイカはイカの中でも一番美味しいといわれていますが、釣りたては結構身がプリプリで固いので1日くらいおいた方が甘みが増して美味しい。食いしん坊はイカのお刺身はアカイカかヤリイカの方が柔らかくておいしいと思ってます。炒めるにはアオリイカは最高ですね。
 梅雨が産卵時期で大きなイカが漁港の入り口などの藻に産卵します。夏にはかわいい赤ちゃんが見れ、秋には200g~300gになり良く釣れるようになります。美味しいのは500gくらいから700gのものですが大きいものは4kgにもなります。
 イカは基本的には1年で死んでしまう短い一生、梅雨に産卵すると死んで死んでしまうようです。なんかさびしいですね。

一番食べ頃サイズの700g級、料理は次回に。


オー、オー、カンパチ [釣り]


神津島周りのカンパチ、シマアジを狙いに下田から出船。前日の晩に船長と飲んでそのまま船のベッドで爆睡。気が付いたら神津島の港でした。
最初は、シマアジ狙い。2回目の投入で2kg級をGET。その後誰にも当たりはなく、皆せっせとカンパチの餌のムロアジを釣りだしてしまいました。
他の船でもシマアジは上がらず、船長もあきらめて、カンパチ狙いに島の反対側のオンバセへ。すぐに数人にあたりがあり、大きいのは10kg級が上がりました。私にもあたりがあり上げてみればツムブリの5kg。その後あたりがぱたりとなくなり、モロコ狙いに仕掛けを換え大きなサバをつけて投入した時です。いきなり竿が持っていかれました。尋常な引きではありません。モロコがきたかと必死に竿を立ててポンピングで巻いてくるとなんとカンパチでした。117cm、17kgありました。今までの記録更新です。その後6kg級のカンパチを一本追加して、大満足で帰途に着きました。神津島のカンパチは、築地でも最高値が付くものです。
しばらくカンパチづくしです。

神津島の西にあるオンバセ島


手前が17kgのカンパチ、奥の2kgのシマアジ、6kgのカンパチが小さく見えます。右上のまな板が普通のまな板、下が90cmのまな板。


その他高級魚のアオダイも8匹


またもやカンパチ、そしてシマアジ [釣り]

 
 食いしん坊、今度は行きつけの船宿がある伊豆七島のひとつ新島に釣りに行きました。秋は青物釣りの最高シーズン、狙いはシマアジにモロコ(クエ)。
 釣り場に着くなり船長は、「今いいカンパチが上がっているからカンパチやってみな」と言います。食いしん坊は先日10kgの大型カンパチを別の所で釣っているのでシマアジを専門にやりたかったのですが、ちがう船宿に浮気をして釣った手前、それも言えずにまたもやカンパチ狙い。細君には相性の良いシマアジ釣りを頑張ってもらうことにしました。なんたって前回は、2kg~3kgのシマアジ8匹も釣ったのです。
 結果は、1kg~2kgのカンパチが結構入れ食い状態、大型カンパチは一回ヒットしたのですが途中で4人とお祭り、解いているうちに20号のハリスを切って逃げてしまいした。逃がした獲物はデカイ・・・う~(泣き)
 肝心のシマアジ、今回は細君GETできず、しかしそこは女性の力、隣のおじさんから一匹Get。シマアジは冷蔵庫で3日間ほどおくと脂身が熟成して絶品となります。月曜日頃に待望のシマアジにありつくことが、楽しみ・・・

 
 船長は釣れたらここのモロコはでかいぞ(30kg位)なんて言いますが夢のモロコは今回も不発、いつになったらこの竿が海面に突き刺さるのでしょう。


料亭に直行し市場にはあまり出回らない魚ですが、ヒメダイといって上品で大変美味しい魚です。


オー!カンパチ [釣り]


今日も釣りだー。しかも、カンパチ、ヒラマサ、モロコ(クエ)、縞鯵など超高級魚が釣れる大物釣師にとってあこがれの場所銭洲に行ってきました。銭洲とは伊豆下田の南約40kmに位置する太平洋の外海に浮かぶ岩礁地帯です。銭洲と名が付くとおり、かつては漁師が行けば銭になる位たくさんの魚が取れた場所ですが、近年では沿海漁業ではどうやら銭にならず、もっぱら釣師が通う場所となりました。
食いしん坊は20年くらい前はよく通っていたのですが、近年時間がとれずなかなか行けませんでしたので是非一発大物がほしいと気合十分です。
午前3時に下田を出船して約3時間で到着、朝7時からつりを開始。まずは餌のムロアジを釣ります。今日は餌となる小さなムロがなかなか釣れません。何とか数匹を確保してすぐにそれを生きたまま餌として底へ落とすと、程なく竿ががくがくとなるやいなや一気に海面に突っ込みました。負けじと竿を立て何とかこらえます。ここで竿を立てられないと糸を切られます。魚の大きな引きを竿の弾力とリールのドラッグでかわすのです。約10分程度魚と格闘してようやく魚が見えたところで船長のギャフが入りめでたくゲット。なんと10kgちょうどでした。久々の大物に満足。
明日の料理が楽しみです。フフフ・・・


釣師の憧れの場所:銭洲ネープルス岩礁
この周りに超高級魚が・・・


今日の大物 [釣り]


本日の釣果。
大物は、細君のカサゴ 28cm
    私がつった鯵 35cm
その他、ハナダイ、鯵多数、さば入れ食い、カサゴ7匹、マハタ

釣り場 
小坪沖、佐島沖


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