山形天童市で秋の味覚 [お店(山形)]
先日仕事の同僚と共に山形天童市に秋の味覚、そして酒を楽しんできました。天童市は山形空港から車で約10分、以前他の機種で乗務していた同僚がよく宿泊していたところです。
話を聞けばその機種に乗務している殆どの人がこの地の宿泊を楽しんでいるとのこと。 その楽しさを演出しているのが地元の酒屋さんです。
お店に入るなり、ずらっと並んだ地酒。
出羽桜は昔よく飲んだ酒ですが、色々な種類があるのは地元ならでは。
奥で試飲をさせていただきました。
さっぱり口当たりの良い「米鶴吟醸34号」。まるでワインのような感じです。そして出羽桜の「雪漫々」、こちらはしっかりとした口あたり。もうこの試飲で幸せになれます。
そして酒屋のオーナーと近所の料理屋へ。
先ずは山形名物芋煮
この時期山形では、川原で行う芋煮会は秋の風物詩にもなっています。
里芋、こんにゃく、茸、牛肉、葱を出汁と醤油、酒で味付けしてあります。なんと酒屋のオーナーのお勧めはこの芋煮にワイン。それも今年の8月に収穫し、仕込んだばかりのデラウエアの濁りワインです。濁りワインとはまだろ過をしていないもの。したがってまだデラウエア香がしてまるでジュースのような感じです。芋煮には砂糖で味付けしてあるので、若干甘いこの濁りワインが凄く合います。
もうこれだけで満足。
山形は日本海に面しているので海の幸も豊富。ワインの次はもちろん酒です。
こちらは東北泉「芳かおり」大吟醸。これは旨い。
そして東北の秋の味覚といえば茸。丁度天然舞茸が入ったと言うことで天ぷらを頂きました。
日本の茸の中で一番好きな茸です。香がすばらしい。天然舞茸はその自生している場所は身内にも教えないと言われるほど貴重なものです。殆ど流通していないでしょう。
山形は肉もあります。米沢牛。
塩、胡椒そして山葵で頂きます。軟らかくてジューシー、酒にも合います。
そして松茸ご飯。
もうここまでくるとお腹は一杯、酔いも絶好調。酒の後はバーボン。これがまた水のようにグイグイといってしまうのです。
口直しに出てきた大根の煮付け。
これぞ日本の秋という料理、そして旨い酒。秋の夜長、宴会は夜遅くまで続きました。
紅葉の蔵王。あいにく天気はあまりよくありませんでしたが、もう7合目くらいまで紅葉していました。
紅葉と言えばこのナナカマド。ナナカマドのある付近の高度が紅葉真っ盛り。
新緑の東北も良いですが、秋の東北は美しいですね。