日本の春はここから始まる [お店(沖縄)]
本州ではまだまだ寒い日々が続く2月初旬、沖縄ではすでに寒桜が満開、各地でイベントが開かれています。
ピンク色の寒桜、伊豆の河津桜に似ていますが、1ヶ月は早く咲きます。(今年は河津桜ももう咲いていますが・・・)
可愛い桜です。
那覇、気温22度 [お店(沖縄)]
久しぶりの那覇ステイ、なんと気温は22度。ハイビスカスやブーゲンビリアも満開、TシャツでもOKです。
この日は旧暦の12月8日(沖縄は旧暦で生活しています)、町の至る所でトーナチン・ムーチ(唐きびのもち)が売られれています。
月桃の葉で巻かれたムーチを神棚に飾ったり、台所に飾ったりして無病息災を願うのだそうです。
このトーナチン・ムーチはシナモンのような味がして、甘さも控えめ。薬草のような感じです。そしてこのムーチを巻いてあるのが月桃の葉、ポリフェノールが赤ワインの40倍、そして殺菌効果がすばらしいとのこと。本土業者がこれに目をつけて、大量に買い付けしているそうです。
夕食は、沖縄の航空会社に勤める同期といつもの「りゅうび」へ。
まずはオリオンビール。
ネタケースにはグルクンがたくさん。
こちらは沖縄の高級魚、オオマチ。(アカマチではありません。)
脂が乗って大変上品な魚です。
以前はこの店に無かった、ヤンバル島豚。所謂アグーです。うれしい。豚の中で一番好きなもの。
ヤンバル島豚の炙り焼き。
脂が甘くて本当に旨い!!!
泡盛グビグビ・・・
ゴーヤチャンプル。
この店の料理は上品で美味しいです。
ナーベラ・ウンブシー(へちまの味噌炒め)
この店にもムーチはありました。帰りに土産で配ってます。
翌日は、散歩。那覇の焼き物、壷屋焼きの店が並ぶ壷屋通り。
ホテルの最寄の駅前にあるそば屋台。
ここのおばちゃんが作るそーきそばが美味しいのです。そーきがたっぷり。
22度の那覇から羽田経由で、次のステイ地は千歳。着陸時の気温が氷点下13度!!!気温差が35度もある。日本は広いな~。
居酒屋「りゅうび」
住所 沖縄県那覇市久茂地3丁目25-1
電話 098-867-3038
沖縄の旨いもん、その3 古宇利島のウニ丼 [お店(沖縄)]
沖縄の旨いもん、最終回。その1でも紹介しましたがウニです。7月に入って本島の北に古宇利島あるでウニ漁が解禁、8月一杯のたった2ヶ月間沖縄ではウニが楽しめます。今回は沖縄の某航空会社にいる同期にウニ丼食べに行こうと誘われ、台風が気になっていましたがもちろん二つ返事でOK。ウニ漁の解禁は現地で大々的に放映されたのこと。
本島と古宇利島は橋でつながっています。島に入るとドライブインのようなところへ。
ここが有名な「くい島」という食事処。
店内のメニュー。ウニ丼のほかにも美味しそうなものが。
まずは島蛸の刺身。先日潜って採ったものではありません。
新鮮な蛸は美味しいな。
海ぶどうのサラダ。
新鮮です。
大好物のイカ墨汁。
イカと豚、そしてにが菜が入っています。これも激旨です。
そしてメインのウニ丼。
ジャーン、という感じ。
その1でも紹介しましたがシラヒゲウニという種類。年に2ヶ月しか食べられません。最近では数が少なくなってきたとか。
激旨です!!!
台風も来てる事だし、後ろ髪を引かれる思いで那覇をさりました。
沖縄で飲むオリオンビールは何でこんなに美味しいのでしょう。
沖縄の旨いもん その2 [お店(沖縄)]
慶良間諸島の座間味島に渡り久しぶりのダイビング、海の中の旨いもんを探検。座間味の魚影は大変濃い、そこで発見。大きなミーバイ(ハタ科)だ。
これはアオメノハタ(ヤワラミーバイ)でしょう。3kg位ありそう。香港などで有名な「清蒸鮮魚」はこの魚で作るのが最高です。もちろんお刺身でも甘くて美味しい。
蛸発見。
穴の中から目だけを出して擬態していました。素潜りなら絶対に採っていた。沖縄の蛸も味は最高!
オー、サザエだ!
南のサザエは棘が無いチョウセンサザエ。お店でも食べられます。本土のサザエに比べあっさりした味なので量が食べれます。美味しいですよ。
潜る時はいつも食事は軽くしています。お昼は沖縄そばにジューシー(炊き込みご飯)
沖縄そば、出汁がよく効いて、そばのモチモチ感、三枚肉(豚バラ)の相性が抜群。今回の沖縄滞在でソウキそばを含め4回は食べたかな。
夏真っ盛り、慶良間諸島。
夜、島の中の店に飲みに行きました。
1000円で飲み放題、食べ放題!。アンビリーバボー!!!
出来たばかりの綺麗なお店ですよ。
ちょっと色っぽいシーサーを発見。
これ魔よけになるのかな・・・
10年くらい前迄よくダイビングに行っていました。久しぶりに沖縄の海に潜りましたが珊瑚は相当死んでいました。海水温の上昇でオニヒトデが発生、台風が来なくて珊瑚の白化現象、最近では原因不明のホワイトシンドロームなど珊瑚の環境も相当悪くなっています。それに加え今回本当にショックだったのが島の西側、つまり東シナ海側の海岸には大量のごみが漂着しています。それも中国語やハングルのものばかり、美しい島の実態はごみだらけの海岸。
偏西風により汚染された大気や砂が日本に降り注ぎ、川や海に捨てられたごみが日本に漂着、日本も昔は辿った道ですが何とか日本が協力して汚染を防がないと美しい日本なんてありえません。
沖縄の旨いもん [お店(沖縄)]
6月の中旬には梅雨が早々と明けた沖縄地方、ずっと良い天気が続いていました。この時期が一番夏らしく最高の時です。これは例年の話ですが今年は早々台風4号が、もう一日遅ければ那覇に閉じ込められていたでしょう。
今回は沖縄本島の西にある慶良間諸島座間味島へ。那覇へ最終便で着くと小腹がすいたので海産物が美味しい「ちゅらさん亭」へ。
以前の記事:http://blog.so-net.ne.jp/michael_h/2006-07-07
泡盛は咲元の古酒、付け出しはいつものティーラージャー貝という巻貝。この貝とても美味しいので昔は民宿の叔父さんに採ってきてくれと言われよく潜ったものです。
貝の爪を引っ張ると身が出てきます。イモガイ科が持つこの爪、魚を攻撃するためのものです。
ミーバイ(ハタ科)の魚の皮。ゼラチンがたっぷり、相当大きな魚のものでした。
そして今が旬のウニ。
シラヒゲウニという種類で、バフンウニやムラサキウニよりもあっさりしているのでたくさん食べれます。本当に旨い!
ナベラー(ヘチマ)の味噌炒め。
大好物の一つ。
そしてアグー(沖縄豚)のステーキ。
脂が甘くて旨い!!!
アグーの記事はこちら:http://blog.so-net.ne.jp/michael_h/2007-03-05
夜遅くこんなに食べてしまった・・・旨すぎです。
翌日高速船で座間味島へ。
以前はフェリーで2時間かかっていたのが高速船で50分。
沖縄は夏真っ盛りです。
沖縄豚「アグー」 [お店(沖縄)]
半年振りの那覇、今回は沖縄在来豚「アグー」を紹介します。沖縄は豚料理が大変多くすべての部位を消費していると行っても過言ではありません。しかし現在の豚のルーツは戦後海外から持ち込まれた豚が主流です。沖縄の在来豚は別にいてアグーと言い、14世紀頃中国から持ち込まれたという文献があり、これがアグーのルーツと言われています。その後第2次世界大戦までは沖縄の食の中心でしたが、戦争中ご存知の通り沖縄は大変な戦火に包まれ、人間だけでなく豚もまた相当な被害を受けたとのこと。戦後はバークシャー種などの導入で雑種化してアグーは県内に18頭までに激減しました。そこで種を絶やしてはいけないと保存活動が始まり、現在では100頭以上まで回復しているそうです。アグーはコレステロールが普通の豚に比べて1/4、ビタミンB1、そして旨みのグルタミン酸が多く含まれています。私も初めて食べた時はその旨さに感動しました。
さてアグーを見にいつものように牧志公設市場へ向かいます。
アグーといっても原種のアグーは極めて数が少なく、原種に近いものが現在商品化されています。
市場内の一番奥、「和(カズ)ミート」さんへ。
この市場内で唯一アグーを販売しているところです。
店長の真栄里さん。この市場の有名人。
さてアグーを食べられるお店です。
ガッツリ焼肉で食べるのならば、国際通りのわしたショップ本店の隣にある「守礼」、石垣牛もあります。結構有名です。
リーズナブルな料金で食べたい方は
島んちゅキッチン「nobu」
今回はそのnobuへ
アグーのもつ焼き、これは旨い。
アグーソーセージ。
アグーのロース。
アグーのバラ
安い分、ちょっと量が少ないのでその辺を考慮してください。
けれど会計の時は満足。
沖縄そば博物館 [お店(沖縄)]
先日の那覇の泊まりのとき、いつものように国際通りを歩いていると「沖縄そば博物館」を発見。10月1日にオープンしたばかりです。場所は三越の裏、ゼファー那覇タワーにあります。1階では沖縄民謡のライブをやっていました。
私は残念ながら那覇に到着してすぐ空港食堂にてソウキそばを食べてしまったので食べれませんでした。(この食堂は7,8年前に経営が変わり大変美味しくなりました。到着の南側にありお勧めです)
現在博物館に入っている店は8軒。お値段もそんなに高くありません。
ちゅら島物語の元祖沖縄そば博物館に出ている店もあります。
http://www.churashima.net/gourmet/soba_museum/index.html
中はこんな感じ。
是非次回はお腹を空かせて行きたいものです。
10月初めの連休、この日は5月の連休に開催されるハーリーと並ぶ那覇のお祭りの日、国道58号を閉鎖して行う大綱引き大会でした。
祭りが終わると久茂地小学校の体育館で打ち上げ、子供たちがエイサーをやっていました。幼いときから文化を受け継いでいます。親たちはもちろん「ゆんたく」。
翌日は壺屋焼き通りで焼き物の掘り出し物を探しに。
ここも那覇の楽しみの一つです。
沖縄のウニそして刺身 [お店(沖縄)]
沖縄のウニはご存知ですか?ウニと言えば福岡や北海道が有名ですが、沖縄のウニも物凄く美味しいのです。種類はバフンウニで棘が白いのが特徴。味は本土産に比べるとあっさりしているので結構たくさん食べれてしまうのです。旨い!
6人で食べて、最後の遠慮の一切れ。
沖縄でお寿司屋さんなどに行くとネタケースの中にブダイなどの熱帯魚が見えてゲーッという印象を持たれる方は多いと思いますが、(決してブダイはまずくありません)築地でも高級魚と言われている魚も安く頂けます。
まずはアカマチ(東京ではハマダイとかオナガダイ)、皮が写真の中で皮が赤いものです。
そしてミーバイ(東京ではハタ)、そしてこの時期は本マグロが近海で揚がります。沖縄に行ったら是非お試しください。美味しいですよ。
真ん中がアカマチ、左がミーバイ
イカ墨を使ったそーめんチャンプルー。イカ墨料理もお勧めです。
お店は現在の「ちゅらさん亭」、3代前のお店からお付き合いがあります。このお店で新鮮な近海海産物が頂けます。また、三線を持ったねーねーが民謡を聞かせてくれます。
沖縄県那覇市東町5-15 TEL:098-861-0476
焼肉「やまもと」そして石垣のお土産 [お店(沖縄)]
石垣市内にある焼肉「やまもと」、焼肉にうるさい大阪出身の大将が石垣牛を使って焼肉店を開いたそうです。予約で毎日すべて満席、物凄い人気店です。
牛刺し、これを食べればその新鮮さがわかります。
ねぎたん。今牛の部位で一番不足しているものです。
カルビ、霜降りの脂もそんなにきつくなく本当に旨い。これが石垣牛の旨さかな。
もちろんホルモンで〆ます。てっちゃん、新鮮です。
予約が取れて本当にラッキーです。数週間先まで予約で一杯です。
石垣のお土産
ピヤーシ(ヒバーチ、ピィヤーシなど島によって呼び名が違います)
これがピヤーシ、ちょっと黄色くなったものを乾燥させ磨ります。
ご存知石垣ラー油
幻の泡盛「泡波」石垣の酒屋で見つけました。ラッキー
我が家のお土産は食材ばかり
八重山の休暇 その2 [お店(沖縄)]
黒島での宿泊は民宿「みやき荘」。沖縄料理と夜の「ゆんたく」(飲み会)が楽しめる宿です。
評判の沖縄料理、初日の夕食です。
もちろん民宿なので豪華ではありませんが真心のこもった手料理です。
写真右上の小皿の料理。初めて食べたものですが物凄く美味しかったのでいろいろと聴くとドラゴンフルーツのつぼみとのこと。味はアスパラ、そして若干オクラのようなぬめりがあって中華やイタリア料理そして天ぷらと何でもいけそうです。次回で詳しく紹介します。
二日目の夕食。
メインはパパイヤの炒め物。沖縄では定番料理、というのも庭先に普通になっています。
こちらは品種改良してフルーツとして食べるもの。ちょっと長い感じです。
パパイヤは果物なのか野菜なのかわかりません。
そして無料、飲み放題の泡盛。ここ数年石垣地方で八重泉よりもポピュラーな「請福」
ご主人の楽しい会話に息子さんの三線の演奏、そしてカチャーシー、毎晩深夜まで続きます。
楽しい仲間たちとのお別れ、島特有の盛大なお見送り。