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サンフランシスコのベトナム料理「Bodega Bistro」 [お店(サンフランシスコ)]

 私にとってアメリカのベトナム料理を語るにはベトナム戦争の思い出が強すぎます。ちょうど私が小学校の頃横浜岸根にある友人の家に遊びに行くと、いつも当時米軍の施設だった岸根キャンプに爆音を伴いながら大型ヘリ(バートル?)が飛来しベトナム戦争で傷ついた将兵運んできたのです。わざわざヘリコプターから搬送されるところ柵の外から見たりもしました。そしてその傷病兵を私の家のそば(小港)にあった米軍の病院に運ぶのです。この病院は私の父がアメリカ銀行に勤めていた関係で入ったことがあるのですが、入り口で男女分けられるのです。意味はわかりませんが、父と私。母が別の場所に連れて行かれるのをみて心配したことを思い出しました。おっと、話がそれた。その後、ご存知通りベトナム戦争でアメリカは南ベトナムがから手を引くこととなり、多くのアメリカ兵と南ベトナム人(当時)がベトナムから脱出することとなりました。この脱出の様子が映画になったり本になったりしています。この時に脱出した南ベトナム人がアメリカ本土に散らばり、各地で暮らしています。当時日本にも数万人の難民の方がボートで渡ってきました。日本政府も相当数受け入れています。先日偶然今海外で整備士をしている日本人の方で米軍がダナンから脱出する時の最後の飛行機の整備士として搭乗いた方と会い話を聞きました。我々が想像を絶する光景だったとか。。
 前置きが長くてすみません。このような背景でアメリカにはベトナム料理屋さんはたくさんあります。そして美味しいです。今回はサンフランシスコにいる知人に美味しいベトナム料理屋さん連れて行ってというとことでリトルサイゴンにある「Bodega Bistro」に行きました。リトルハノイは多分アメリカには無いでしょう。
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コートダジュール 夏のディナー 「Mirazur」 [お店(コートダジュール)]

9月になれば、どんどん陽が短くなり寂しいですね。夏のコートダジュールは夜10時過ぎまで明るい。ディナーでも明るい間にたっぷりとアペリティフとアミューズを楽しむのが南仏スタイルかな。
今回紹介するレストランは私の大好きな街コートダジュール、マントンにある「Mirazur」。マントンはレモンの街、ちょうどNHK BSでも紹介されていた時にも地元のレモンや自分で育てた野菜を使う店としてこのレストランが登場しました。
町外れの丘、ちょうどイタリアとの国境にあります。この国境、昨年とは違いアフリカからイタリアに入った難民がフランスに入れずにキャンプ化していました。(海岸沿い)ヨーロッパでは、現在さらにシリアからドイツへの難民の問題が大きく取り上げられています。政治を間違えると一般民が本当に路頭に迷うこと、時代を担う子供達が傷つき、まともな教育が受けられない。たくさんの命も失います。
キャンプの状況を見てからこの店に行ったのがとても苦しかったのでなかなか記事にできませんでした。

お店のある場所はこのキャンプとはちがう場所、静かなそして、素晴らしい景色が迎えてくれます。
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旬の魚料理教室 9月は鯖・鮭 [料理教室]

8月の後半に帰国すれば関東地方では天候不順が続き、すっかりと秋めいてきました。食いしん坊にとっては秋もまた美味いものの季節、ということで今月はこれから旬を迎える鯖と鮭料理を紹介しました。私は鯖にはこだわります。8月に入れば脂がどんどん乗ってくる真鯖、特に一本釣りの鯖は本当に素晴らしい。そして鮭は北海道の定置物の白鮭とアラスカ産ベニ鮭。いつものように高級料亭へ魚を卸す私の師匠の店に用意していただきました。師匠、○藤さん、素晴らしい魚たちありがとうございます。
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鯖は東京湾の松輪鯖、関サバ、そして今年は淡路産の刺し網鯖がいい。例年よりも鯖の季節がちょっと遅れている模様です。
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北海道産の白鮭は日高のブランドもの「銀聖」のオス。筋子を取るならメス、身を取るならオス。今回は最後のチャンチャン焼き用にオス。
そしてアラスカ産のベニ鮭一匹分。
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