SSブログ

コートダジュール 夏のディナー 「Mirazur」 [お店(コートダジュール)]

9月になれば、どんどん陽が短くなり寂しいですね。夏のコートダジュールは夜10時過ぎまで明るい。ディナーでも明るい間にたっぷりとアペリティフとアミューズを楽しむのが南仏スタイルかな。
今回紹介するレストランは私の大好きな街コートダジュール、マントンにある「Mirazur」。マントンはレモンの街、ちょうどNHK BSでも紹介されていた時にも地元のレモンや自分で育てた野菜を使う店としてこのレストランが登場しました。
町外れの丘、ちょうどイタリアとの国境にあります。この国境、昨年とは違いアフリカからイタリアに入った難民がフランスに入れずにキャンプ化していました。(海岸沿い)ヨーロッパでは、現在さらにシリアからドイツへの難民の問題が大きく取り上げられています。政治を間違えると一般民が本当に路頭に迷うこと、時代を担う子供達が傷つき、まともな教育が受けられない。たくさんの命も失います。
キャンプの状況を見てからこの店に行ったのがとても苦しかったのでなかなか記事にできませんでした。

お店のある場所はこのキャンプとはちがう場所、静かなそして、素晴らしい景色が迎えてくれます。
IMG_3820.jpg

アペリティフはプロバンスのロゼ。テーブルの上はまるで庭を思わせる飾りつけ。
IMG_3827.jpg

アミューズがこちら。
IMG_3828.jpg

IMG_3829.jpg
カタクチイワシ(アンショワ)の骨せんべい。これにはびっくりさせられました。こうしたサプライズは楽しいですね。

IMG_3830.jpg
シェーブルチーズはまるで山の中にいる羊のようです。彼のアミューズの特徴は自然をイメージしているようです。

自家製パンに南仏のオイル。そしてチリのノーベル賞作家Pablo Nerudaの詩が添えてあります。シェフのMauroはアルゼンチン人です。
IMG_3831.jpg

陽が落ちるとマントンの明かりが美しい。
IMG_3832.jpg

IMG_3833.jpg
牡蠣とタピオカ

夏野菜は美しく盛られています。
IMG_3834.jpg

こちらはアンコウ。しっとり仕上がってます。
IMG_3835.jpg

夏の鴨とピストー。
IMG_3836.jpg

コースが終わるとシェフマウロが各テーブルを訪れます。彼は極めて日本びいき、南米特有の明るさがいいですね。数ヶ月前まで日本人の女性スーシェフがいらしたそうです。彼女はパリでお店を準備しているとか。
IMG_3840.jpg

さらにデザート。
IMG_3842.jpg

IMG_3843.jpg

最後はお茶で締めくくり。
難民の方たちには本当に申し訳ないという気持ち。一応昔からUNICEFの会員、料理教室のレッスン代の一部を必ず寄付させていただいております。

Mirazur
http://www.mirazur.fr/en


nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。