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頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日もイサキ その5 [レシピ本からのご紹介]

頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日もイサキ

 数年前に空飛ぶ食いしん坊料理教室の10周年記念として過去の料理教室で紹介したレシピの集大成を電子版レシピ本としてご参加の皆様へ配布いたしましたが、これからそのレシピをみなさまにご紹介していきたいと思います。料理はもちろん魚介類、単独の魚の種類は22種類、そのほか貝や甲殻類です。合計で189のレシピが載っています。もちろんこのブログの中でも半数は紹介されています。さらに世界を食べ歩き、シェフにレシピを聞いたり想像したりして作りました。
 自宅で長い間家族が一緒、一番の幸せは食事でしょう。ゴールデンウィークも後半に突入、さらに緊急事態宣言は月末まで延長模様です。Stay Home、頑張ってください。毎日の料理を考えるのは大変なこと、みなさまの参考になれば幸いです。
 そしてみなさまが外出を控えることにより医療崩壊を防ぎ、かつ医療活動をしている方たちを救うのです。

イサキ最後です。
イサキの握り
私はよくイサキ釣りに行きます。釣れる魚は大きい方がいいに決まっています。引きを楽しみ、料理のしがいもあります。釣れた魚が小さいとがっかりしますね。しかしイサキの小型、猪と同じくウリンボと言ってまだ体に側線が残っているものが釣れると頭にはすぐにこの握りが浮かびます。大型のイサキを切り身にして作る寿司よりも旨い。是非試してください。
sushi.jpeg
【材料】4貫分
イサキ(小)・・・・・・・・2匹
米・・・・・・・・・・・・・適量
寿司酢・・・・・・・・・・・適量
木の芽・・・・・・・・・・・4枚
【作り方】
1.イサキは鱗、内臓を抜き三枚におろしてから、中骨を抜き皮を引く。
2.寿司ご飯を準備する。
3.握りを作って木の芽を飾る。

小鯵も同じように寿司にします。

イサキのタルタル
 イタリアのアンツィオというところを訪れたときにいただいた一品。イサキはオリーブオイルとの相性が良い。梅雨前の日本は乾燥した日々が多い。まさに白ワインに季節、ワインのお供にいかがですか?
taretar.jpeg
【材料】(4人分)                  
イサキ・・・・・・・・・・一柵
スプラウト・・・・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・・適量
岩塩(塩の華が良い)・・・適量
胡椒・・・・・・・・・・・適量
バルサミコクリーム・・・・飾り用
【作り方】
1.イサキの柵は皮を取り除き、叩いてタルタル状にする。
2.ボールにイサキの身とオリーブオイルに胡椒を入れてあわせる。
3.セルクルを乗せて2.の身を入れ、形を整える
4.スプラウトをみじん切りにして3.に載せる。
5.バルサミコクリームを掛け回して出来上がり。

イサキのLivornese
Livorneseはトスカーナ地方の漁港Livornoの料理です。魚のトマト煮、イサキは皮目をこんがりと焼きましょう。本場のトマトソースは濃厚で美味しいんです。
revornese.jpeg
【材料】
イサキ(新鮮で大きめ)・・・・・・1匹
完熟トマト・・・・・・・・・・・・400g
パセリ・・・・・・・・・・・・・・1束
セロリ・・・・・・・・・・・・・・1本
にんにく・・・・・・・・・・・・・2片
小麦粉・・・・・・・・・・・・・・少々
EXバージンオイル・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.パセリ、ニンンク、セロリは洗いみじん切りに。トマトは湯煎してから皮をむきみじん切りにする。
2.オリーブオイル大さじ1をフライパンに入れ、大さじ1のパセリ、にんにくとセロリを入れて4、5分炒め、トマトのみじん切りを入れて更に炒め、塩胡椒で味付けする。
3.イサキはウロコと内臓を取り綺麗に洗い、水分を切ってから塩胡椒をして小麦粉をまぶす。
4.フライパンに多めのオリーブオイルを入れ、イサキをこんがりとグリルする。
5.イサキがグリルされたら②のソースを入れて蓋をして約10分ほど煮込む。
6.イサキ“1匹が乗る皿を準備して④のイサキを乗せて、トマトソースを周りに注ぎ入れ、パセリをふってできあがり。

イサキとラタトゥイユとご飯
料理教室でイサキのポワレ、ラタトゥイユ添えをお教えしたとき、よく食べる後輩が生徒として参加。私の料理教室はデモが終わった後皆さんに作って頂きそれをいただくのですが、どうやら彼はそれだけで満足せずにどうしてもご飯が食べたいという。そこで残ったイサキを塩焼きにして、そこにご飯とラタトゥイユを乗せた丼を作ったのです。それがなんとも美味しいのでびっくり。それ以来、皆さんに紹介しています。
Ratatouillerice.jpeg
【材料】2人分
イサキ(小)・・・・・・2匹
オリーブオイル・・・・大さじ2
なす・・・・・・・・・1個
玉葱・・・・・・・・・1個
ズッキーニ・・・・・・1本
パプリカ・・・・・・・1個
トマト・・・・・・・・大1個
ニンニク ・・・・・・1片
ローリエ・・・・・・・1枚
EXバージンオイル・・・適量
お米・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.まずラタトゥイユスを作る。ナス、トマトは7から8mm角に、そのほかの野菜は小角切りに。
2.フライパンにたっぷりのオリーブオイルを敷き(たっぷりが重要)低温で潰したニンニク、唐辛子を炒め油に香りを移す。中火にしてこの油でナスをじっくり炒めます。
3.色がついてきたら玉ねぎを透明感が出るまでいためる。最後にトマト以外の残りの野菜を入れ、火を通す。火が通ったらトマトとローリエを入れ、蓋をして弱火にしてじっくり煮込んでいく。最後にお好みで大さじ2程度のトマトソースまたはケチャップ、塩コショウを入れて味を調える。
4.イサキは鱗と内臓を取り、飾り包丁をして塩をふって30分置く。
5.4.のイサキをグリルで塩焼きにする。
6.ご飯、その上にイサキの塩焼き、そしてラタトゥイユを最後に載せる。
イサキの塩焼きから出た脂と塩気がご飯に移り、さらにラタトゥイユとイサキのマリアージュがなんとも合う。是非お試しあれ。

そのほか鯵の回でご紹介した「なめろう」や「さんが味噌」もすごく美味しいです。

万能なイサキどうぞお試しください。

抜粋:: “空飛ぶ食いしん坊michaelの料理”。 Apple Books
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めぎ

イサキのお寿司、タルタル、ああいいですね~
こちらで手に入るのはどうもそこまで新鮮ではなくて生は食べられません。
いつかまた日本へ行ける日が恋しいです。
by めぎ (2020-05-03 22:37) 

michael

めぎさん:日本にお越しの際はまた新鮮な魚ご用意します。楽しみにしています。
by michael (2020-05-04 08:31) 

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