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頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日はイサキ その2 [レシピ本からのご紹介]

頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日はイサキ

 数年前に空飛ぶ食いしん坊料理教室の10周年記念として過去の料理教室で紹介したレシピの集大成を電子版レシピ本としてご参加の皆様へ配布いたしましたが、これからそのレシピをみなさまにご紹介していきたいと思います。料理はもちろん魚介類、単独の魚の種類は22種類、そのほか貝や甲殻類です。合計で189のレシピが載っています。もちろんこのブログの中でも半数は紹介されています。さらに世界を食べ歩き、シェフにレシピを聞いたり想像したりして作りました。
 自宅で長い間家族が一緒、一番の幸せは食事でしょう。これから始まるゴールデンウィーク、しかしStay Homeです。毎日の料理を考えるのは大変なこと、みなさまの参考になれば幸いです。
 そしてみなさまが外出を控えることにより医療崩壊を防ぎ、かつ医療活動をしている方たちを救うのです。

今回もイサキ。
イサキという魚、万能な魚と思います。刺身や煮付けなど和にも良し、ソテーやカルパッチョの西洋料理、そして揚げたりしても中華や東南アジア料理などどんな料理にしてもうまい。これからが旬です。どうぞ楽しんでください。
特に今回の料理、新鮮なイサキにオリーブオイルが完璧なマリアージュです。

イサキのポワレ、ラタトゥイユソース
 私が魚料理の中で一番好きなものの一つです。南仏料理でヘダイのポワレがあるが、夏場はラタトゥイユがサイドについていることが多い。ヘダイよりイサキの方が断然美味しい。夏野菜に旬のイサキ最高のマリアージュ。さらにご飯も一緒に食べるとこれがびっくり、美味しいのです。
soute.jpeg
【材料】(2人分)                 
イサキ・・・・・・・・一柵(皮付き)
バター・・・・・・・・小さじ2程度
オリーブオイル・・・・大さじ2
なす・・・・・・・・・1個
玉葱・・・・・・・・・1個
ズッキーニ・・・・・・1本
パプリカ・・・・・・・1個
トマト・・・・・・・・大1個
ニンニク ・・・・・・1片
ローリエ・・・・・・・1枚
ジェノベーゼ・・・・・・適量
EXバージンオイル・・・適量
バルサミコ酢・・・・・・適量
【作り方】
1.まずラタトゥイユスを作る。ナス、トマトは7から8mm角に、そのほかの野菜は小角切りに。
2.フライパンにたっぷりのオリーブオイルを敷き(たっぷりが重要)低温で潰したニンニク、唐辛子を炒め油に香りを移す。中火にしてこの油でナスをじっくり炒めます。
3.色がついてきたら玉ねぎを透明感が出るまでいためる。最後にトマト以外の残りの野菜を入れ、火を通す。火が通ったらトマトとローリエを入れ、蓋をして弱火にしてじっくり煮込んでいく。最後にお好みで大さじ2程度のトマトソースまたはケチャップ、塩コショウを入れて味を調える。
4.イサキの身側に塩、胡椒をする。(皮目だけ粉を振っても良い)
5.フライパンを熱しオリーブオイルとバターを入れる。
6.イサキの水気をふき取って、フライパンに皮目を下にして置く。(皮目をカリカリに焼くため)
7.中弱火でじっくり焼いていく。バターがチリチリとしている状態。(決してあせって火をいじらないように)
8.魚が反り返りそうになるが軽く抑える。中心まで白くなってきたら皮目を見て、焼き具合がよければ魚を返します。
9.お皿にセルクルでラタテュイユを敷き、焼きあがったイサキを乗せます。トッピングは何でも良いでしょう。​
最後にジェノベーゼとバルサミコ酢を煮詰めたものを合わせたもの周りにふりかけ出来上がり。

Tartare de Isaki aux herbs(イサキのタルタルハーブ和え)
 私は地中海が大好きです。南仏やイタリアの沿岸では生の魚を出すところがあります。ハーブとオリーブオイルが魚の臭みを消し、まろやかな味になります。白ワインにぴったりの一品です。残念ながら地中海にはイサキは居ませんが、イサキとオリーブオイルの相性は最高です。
tartare.jpeg
【材料】4人分
イサキの柵・・・・・・・・1匹分
アサツキ・・・・・・・・・数本
チャービル・・・・・・・・1枝
イタリアンパセリ・・・・・1枝
レモンの絞り汁・・・・・・適量
塩・胡椒・・・・・・・・・適量
EXバージンオイル・・・・・適量
【作り方】
イサキの柵は7mm角くらいに切る。
ハーブ類をみじん切りにする。
ボールに1. と2. を合わせ、塩・胡椒とオリーブオイルとレモンの絞り汁を入れて合わせる。
透明な器に3. を盛り、アサツキの先の部分を横に飾り、イタリアンパセリをトッピングする。

イサキのカルパッチョ
イサキののカルパッチョは魚の初心者には、野菜で切り身を隠してごまかせる、ベテランには美しく見せることができる料理です。イサキも粒マスタードが合いますね。マリネ液をかけるのは食べる直前、さもないと身が白く酸で締まってしまいます。
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【材料】(4人分)
イサキ・・・・・・・・・・一柵
ベビーリーフ・・・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・・適量
白ワインビネガー・・・・・適量
粒マスタード・・・・・・・適量
塩、胡椒・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.そぎ造りにしたイサキを皿に乗せる。
2.イサキのそぎ切りに塩、胡椒をする。
3.マリネ液をかけまわす。(白ワインビネーがにオリーブオイル)
4.ベビーリーフを中央に盛って出来上がり。

魚料理に迷ったらイサキです。まだまだレシピはたくさんあります。

抜粋:: “空飛ぶ食いしん坊michaelの料理”。 Apple Books

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TaekoLovesParis

イサキの季節で、ラタトゥイユの季節でもありますね。
私が作るラタトゥイユはトマト缶を入れて煮込むのですが、生のトマトのほうがすっきりするし、早くできますね。

by TaekoLovesParis (2020-05-01 14:42) 

michael

TaekoLovesParisさん:私もトマト缶でラタトゥイユ作ることもあります。日本ではトマトは今が一番美味しい時なので生の方がいいかな。
先日ご質問があったヤリイカのオスメスの見分け方、写真撮りましたのでご質問のあった記事に後ほど載せます。
by michael (2020-05-01 19:58) 

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