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頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日はイカ その2 [レシピ本からのご紹介]

頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日もイカ

 数年前に空飛ぶ食いしん坊料理教室の10周年記念として過去の料理教室で紹介したレシピの集大成を電子版レシピ本としてご参加の皆様へ配布いたしましたが、これからそのレシピをみなさまにご紹介していきたいと思います。料理はもちろん魚介類、単独の魚の種類は22種類、そのほか貝や甲殻類です。合計で189のレシピが載っています。もちろんこのブログの中でも半数は紹介されています。さらに世界を食べ歩き、シェフにレシピを聞いたり想像したりして作りました。
 自宅で長い間家族が一緒、一番の幸せは食事でしょう。しかし毎日の料理を考えるのは大変なこと、みなさまの参考になれば幸いです。
 そしてみなさまが外出を控えることにより医療崩壊を防ぎ、かつ医療活動をしている方たちを救うのです。

今日もイカ
Calamari Fritti(イカのフリット)
観光客の多いイタリアの海岸の通りを歩けば、どこからかイカを揚げている香りが漂う。皆新聞紙を丸めた中に入ったフリットを歩きながら頬張っている。ヨーロッパのバーでもFish and Chipsと並んで人気のメニュー。カリッと揚げたいところです。
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【材料】(4人分)
ヤリイカ(オス)・・・・・2杯
小麦粉(中力)・・・・・・1カップ
片栗粉・・・・・・・・・・1カップ
とうもろこし粉・・・・・・1/2カップ
塩・・・・・・・・・・・・小さじ2
胡椒・・・・・・・・・・・小さじ2
パプリカ・・・・・・・・・適量
レモン・・・・・・・・・・1/2個
イタリアンパセリ・・・・・適量
オイル・・・・・・・・・・揚げ用
【作り方】
1.イカは足を外と内臓を外し、胴つきのまま皮を剥き、綺麗に洗い水気を切る。
2.烏賊以外の材料をボールに入れて合わせる。
3.鍋に揚げ用オイルを入れて180度にする。
4.1の烏賊を足以外は約7mm程度に切り、2. のボールに入れて粉をまぶす。その後薄くスライスしたレモン、パセリをさらにまぶす。
5.4. の烏賊の余分な粉をはたき、足は約40秒、胴は20秒程度3. の油で揚げる。
6.その後レモンとパセリを揚げる。
7.マヨネーズに唐辛子を合わせたソースにつけても美味しい。
 
油はひまわり油かピーナッツ油で揚げると香りが良くなります。オリーブオイルで揚げても良いがヘビーになる。

白ワインが合いますね。
イカの塩辛
以前はよくイカ釣りをしたものです。重い錘を付けて推進200メートルくらいのところで釣ります。1日重たい仕掛けを手持ちで釣るのはしんどい。しかし釣りたてのイカは釣った人しかわからない美味しさ。スルメイカは船上でさばいて肝を取り大事に冷蔵します。家に帰ればほんの少し凍らせて輪切りにしてわさび醤油でいただけば最高でした。さらに残りは塩辛。市販の塩辛はどうしても添加物の味がする。自作すれば最高です。防腐剤は入っていないのでもちろん早めに食べなければいけません。ヤリイカの身でスルメイカの肝で作れば最高の塩辛ができます。残ったときは親友のイタリアンシェフが教えてくれたパスタ。ぜひお試しを。
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【材料】(4人分)                  
スルメイカ(超新鮮なもの)・・・2杯
塩・・・・・・・・・・・・・・・4から5%
砂糖・・・・・・・・・・・・・・少々
(塩麹)・・・・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.イカは干物を作る要領で開く。
2.肝は皮をむいて、塩をして4から5時間置く。
3.肝は水気を切って、裏ごし器で裏ごしする。
4.烏賊は干してあればそのまま、干してなければ皮をむいて適当な大きさに切る。
5.裏ごしした肝に身の重さの4から5%の重さの塩を入れ、砂糖少々混ぜる。
6.そこへ身を入れて合える。(塩麹を加える)
保存用の容器は煮沸しておき、6をいれて一日経てば出来上がり。
墨を加えれば黒造り。パスタはオリーブオイルでにんにくを炒め、香りが出たら塩辛を加えトマトソースを入れて炒める。これがソース、お好きなパスタを絡めてください。

イカ墨のフィデウア
  私がフィデウアのストーリーを知ったのがスペイン人機長とフライトをしたとき。イカ墨のパエリアを私が作ると言ったとき、「フィデウアで作ると簡単だよ。スペインの漁師は船上でフィデウアを使ってさっと料理を作るんだ」と教えてくれた。なかなか日本でフィデウアは売っていないが、ヨーロッパに行くと必ず買って来る。5分も煮込めば美味しい料理ができる。それ以来ヨットには必ず持っていく。フィデウアがない時はカッペリーニを砕いても良い。
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【材料】(4人分)
イカ・・・・・・・・・・・・・・一杯
フィデウア・・・・・・・・・・・2カップ
玉ねぎ・・・・・・・・・・・・・1/2個
イカ墨・・・・・・・・・・・・・適量
オリーブオイル・・・・・・・・・適量
トマト缶・・・・・・・・・・・・半分
魚介のスープまたはブイヨン・・・1リットル
サフラン・・・・・・・・・・・・0.3g
レモン・・・・・・・・・・・・・飾り用
【作り方】
1.イカは胴を筒切り、足は適当な大きさに切る。
2.玉ねぎはみじん切りにする。
3.パエリア鍋でイカを6分ほどオリーブオイルで炒め、鍋からあげておく。
4.次にパエリア鍋で玉ねぎがしんなりするまで炒める。そこへホールトマトをムランで漉したものを入れて水分が飛ぶまで炒める。
5.魚介のスープまたはブイヨン600ccとサフラン、イカ墨*を入れ、5分ほど煮込む。
6.次に魚介のスープまたはブイヨン残りを入れて沸騰したら、フィデウアを入れ、イカを入れる。
7.フィデウアが柔らかくなったら出来上がり。
 
*イカ墨:イカ墨は市販のものあるがご自分で作るのであれば、ニンニクと玉ねぎをみじん切りにして、白ワインで伸ばしたイカ墨を加える。肝の裏ごし(アンチョビー可)を加え、トマトソースを入れて煮込む。


抜粋:: “空飛ぶ食いしん坊michaelの料理”。 Apple Books
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