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頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日は今が旬の真鯛 その2 [レシピ本からのご紹介]

頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日は今が旬の真鯛 その2 
 数年前に空飛ぶ食いしん坊料理教室の10周年記念として過去の料理教室で紹介したレシピの集大成を電子版レシピ本としてご参加の皆様へ配布いたしましたが、これからそのレシピをみなさまにご紹介していきたいと思います。料理はもちろん魚介類、単独の魚の種類は22種類、そのほか貝や甲殻類です。合計で189のレシピが載っています。もちろんこのブログの中でも半数は紹介されています。さらに世界を食べ歩き、シェフにレシピを聞いたり想像したりして作りました。
 自宅で長い間家族が一緒、一番の幸せは食事でしょう。しかし毎日の料理を考えるのは大変なこと、みなさまの参考になれば幸いです。

今日はご飯ものです。私も今日は休肝日。

Fish Head Curry
スーパーで鯛の頭を見つければ我が家は煮付けかカレーです。 
Fish Head Curry はシンガポールで有名な料理です。クレイポットでグツグツに煮て出てきます。暑い場所でスパイスの効いたカレーで汗をかけば、南国気分を味わえます。油揚げがカレースープを吸って美味しい。自宅で作るにはインスタントのカレーにココナッツミルクやレモングラス、コブみかんの葉を入れればエスニック風になります。
fishhead curry.jpeg
【材料】4 人分
鯛の頭・・・・・・・・1匹分
玉ねぎ・・・・・・・・1個
茄子・・・・・・・・・2 本
オクラ・・・・・・・・8本
油揚げ・・・・・・・・2 枚
ケララカレー・・・・・1箱 (市販のカレー)
ココナッツミルク・・・100cc
ナンプラー・・・・・・大さじ1
レモン果汁・・・・・・少々
タマリンド(梅干し)・・少々 (あれば)
砂糖・・・・・・・・・少々
ニンニク・・・・・・・1片
生姜・・・・・・・・・1片
レモングラス・・・・・1本分 (あれば)
コブミカンの葉・・・・数枚 (あれば)
【作り方】
1.鯛の頭をきれいに洗い、塩をふって 30 分おく。
2.玉ねぎはスライス、茄子は皮を剥いて水に浸す。油揚げを 2cm に切る。
3.2. の玉ねぎをフライパンで炒め、水 700cc とケララカレーに同包のスープの素を入れ、レモングラスとコブミカンの葉、唐辛子1本、ニンニク、生姜を入れて 20 分程煮込む。
4.1.の鯛の頭をざるにとり表面の汚れをとるため、熱湯をかけ霜降りにしてから鱗の残りをきれいにとる。
5.土鍋を用意し、3.のスープに同包のカレールー、ココナッツミルク 100cc、ナンプラー、レモン果汁、タマリンド (又は梅干し)、砂糖を入れて 10 分位煮込む。
6.茄子、オクラ、油揚げを入れ、さらに 4. の鯛の頭を入れ、鍋の蓋をして 10 分位煮込む。
7.6. にパクチーを飾って出来上がり。
お供はご飯、ジャスミンライスだと雰囲気がシンガポール。


小型の真鯛でチラシ寿司
春は菜の花や木の芽の季節。食卓も春っぽいものを作れば華やかになりますね。小鯛や花鯛は値段もそんなにはらない。ぜひ挑戦してください。
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【材料】(4人分)
花鯛・・・・・・・・・・1匹
卵・・・・・・・・・・・1個
菜の花・・・・・・・・・適量
ガリ・・・・・・・・・・適量
木の芽・・・・・・・・・適量
酢・・・・・・・・・・・100cc
塩・・・・・・・・・・・大さじ2
すし飯・・・・・・・・・・2合
アラの煮込む分量はアラの大きさによります。鯛のあら煮のレシピを参考にしてください。
【作り方】
1.花鯛は3枚に下ろして中骨を取り塩をまぶし30分ほど置く。
料理教室では小鯛の3枚下ろしの練習をします。初心者の生徒さんもすぐにできるようになります。
2.1. を綺麗に水で洗い、酢に漬ける。
3.菜の花は2分間蒸して冷水に取る。その後水気を絞ってから塩少々する。
4.錦糸卵を作る。ガリは刻んでおく。
5.花鯛のアラは酒、みりん、砂糖、醤油で煮付けて身を外し、フライパンで炒ってソボロを作る。
6.皿にすし飯を広げソボロを乗せ、錦糸卵、ガリ、菜の花、花鯛の身を乗せ、木の芽を飾って出来上がり。
このように飾れば美しい。(魚は小型のレンコダイ)
hanadai.jpeg

鯛めし
釣りに行って小鯛が釣れたときは必ず鯛めし。土鍋より大きいときは尻尾を切って炊けば問題ありません。誰もが認める絶品な1品です。鯛の骨の構造を知っていれば骨を取るのも楽なのですが。。。
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【材料】(4人分)
小鯛・・・・・・・・・・1匹
米・・・・・・・・・・・3合
酒・・・・・・・・・・・大さじ2
醤油・・・・・・・・・・大さじ3
出汁の素・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・ひとつまみ
木の芽・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.米は3合洗ってから浸水を最低1時間。
2.小鯛は鱗を綺麗に取って、エラ・内臓を取ってから血合いが残らないように腹の中を綺麗に洗う。
市販の小鯛の場合は冷たい水に30分程度つけておくと臭みは取れる。
3.土鍋に米3合、同量の水、分量の酒、醤油、出汁の素、塩を入れて均等になるようにかき混ぜて鯛を置く。土鍋の蓋には空気抜きの穴が開いているが濡れたティッシュで塞ぐ。
4.沸騰するまで強火、そして極弱火に。(土鍋は沸騰するとしばらく温度が下がらないので吹いたら蓋を開ければよい。収まったらすぐに蓋をする)極弱火は13分。その後1分間強火にすればおこげができる。
5.その後約10分ほど蒸らす。
6.蓋を開け、鯛の骨を綺麗に取り除き、かき混ぜて出来上がり。
7.茶碗につぎ、木の芽を添えれば香りを味わえる。

鯛のレシピはたくさんあります。次回は洋食で行きましょう。

抜粋:: “空飛ぶ食いしん坊michaelの料理”。 Apple Books
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うつぼ

見て食べた気分になっています。(^_^;)
おかげでお酒が進みます♪
by うつぼ (2020-04-17 20:19) 

めぎ

美味しそうですね!
by めぎ (2020-04-18 04:19) 

中山正

マイケルさん。今回の四連発は参ります。この局面を救うのは貴方では? 十年以上拝読させていただいていますが、初めてコメントさせていただきます。鯵と鯛でウチはもう少し頑張れそうです。
by 中山正 (2020-04-18 08:55) 

michael

うつぼさん:私は歳のせいかめっきり酒量も減ってます。うつぼさんには酷な記事となりました。。。
by michael (2020-04-18 09:43) 

michael

めぎさん:ドイツにはカレー屋さんがあまりないと思います。是非Fishheadカレーを。
by michael (2020-04-18 09:45) 

michael

中山正さま:はじめまして。いつもご閲覧まことにありがとうございます。この機会、おうちご飯、お家呑みが楽しくなりますように。
by michael (2020-04-18 09:47) 

TaekoLovesParis

昨日は、鯵のトマト煮を作りました。魚のトマトソースは初めてでしたが、コクがあって美味しいですね。ソースがフランスパンによく合いました。ありがとうございました。
今回は鯛ですね。鯛のアラは兜煮、一本鎗でしたが、エスニックのカレーもあるんですね。次回はこれを作ってみます。鯛はフランスへ行った時に食べる機会が一番多い魚です。友達が丸ごと一尾に香草をいろいろ載せてオーブンで焼いてくれます。
釣った鯛、みごとですね!
by TaekoLovesParis (2020-04-18 09:57) 

michael

TaekoLovesParisさま:鯵のトマト煮楽しんでいただきよかったです。次は鯛を楽しんでください。
by michael (2020-04-18 14:20) 

もとこさん。

Cap. Michael こんにちは。Lilac Days のもとこです。長らくご無沙汰いたしました。
大変な世界の中、お元気でご活躍のご様子、何よりです。どうぞご自愛くださいませ。

私は、殆ど料理教室のブログに移行して、毎月一回だけ教室の予定をお知らせするくらいでしたが、先月からまたssブログの世界に戻って来たような状態です。とても懐かしく拝見させていただいております。
by もとこさん。 (2020-04-18 19:02) 

michael

もとこさま:大変ご無沙汰しております。ご活躍のご様子何よりです。私もここ10年海外の航空会社に行き、あまりにも忙しい日々でssブログご無沙汰していました。現在は帰国して会社の指示待ち、この機会にみなさまのために何かできないかと思い料理を紹介しております。今後ともよろしくお願いいたします。
by michael (2020-04-19 00:15) 

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