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俺んち a Provence [お店(プロバンス)]

今年もバカンスはプロバンスとコートダジュール。お世話になる知人がちょっと前まで入院手術、お見舞いと料理研究を兼ねて。6月も最終週の土曜日ともなればバカンスシーズンの幕開け、それまでに来た方が良いよと。
家はAix en Provenceから車で20分ほどの小さな町Trets.ポール・セザンヌがこよなく愛したビクトノール山が目の前にせまる葡萄畑に囲まれた美しい町です。
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5月も過ぎればプロバンス地方は燦々と陽がそそぎ、野菜たちがすくすく育ちます。この太陽で育った野菜たちは本当に美味しい。僕は世界で一番だと思っています。
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マルシェでこの野菜たちに会えるのが本当に嬉しい。

メロンは地中海地方の特産、ちょうど今が時期です。1個2ユーロ程度。
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この平べったい桃が美味しんだ。
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ジャガイモはヨーロッパどこへ行っても美味しい。
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あとはスーパーで爆買い。
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アペリティフのバスティスは外せません。

プロバンスの食器は可愛いですね。
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アンティチョークも今が季節ですね。
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そして一番食べたいのがこれ。
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ズッキーニの花。去年は近所のおじさんがたくさん摘んでくれましたが、今年は来なかったので購入。

さて料理開始!!
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日の入りは午後10時頃、アペリティフの時間を長く取れます。知人の友人家族も参加。

もちろんバスティス。
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バスティスはわざわざ水道水を使います。かなりの硬水です。30年前にプロバンスのニームというところで旅客機の訓練をするために1ヶ月ほど滞在した時、初めて硬水を使ってコーヒーや紅茶を作りましたがどうも様子が違う、灰汁がすごく出るのです。その時硬水と軟水の違いを知りました。バスティスにはその硬水を使うのです。

アミューズはいつものTzatziki, Tarama, Salmon pate。
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そしてラディッシュ。これもフランスに来ると必ずいただきますが、ピリッと辛くて美味しい。そして葉もたっぷり付いています。こちらではこれをスープにするのです。
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野菜料理はもちろん、本場のラタトゥイユ。
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本当に野菜の味が濃い!!

サラダはニース風サラダ。
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一度これを本場で作りたかった。
ズッキーニとバニラオイル。
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軽く炒めたズッキーニにバニラビーンズを入れたEXバージンオイルとFlur de sel。
本来バニラビーンズは1週間程度つけてからの方が香りが移って良いのですが。

さてメインは日本でたべれない、オッソブーコとしました。
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煮ること1時間、サフランで色と香りをつけたミラノ風リゾットと共に。
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食材の美味しさで本当に幸せになれます。ワインはもちろんロゼ。

忙しくてあまり写真が取れませんでしたが、楽しい会話で気がつけば夜中。私にとってプロバンスは世界最高の場所です。


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