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幻のホワイトキングサーモン [お店(アンカレッジ)]

今回のアンカレッジの泊まりは日本人副操縦士と一緒。かねてから行きたかったアンカレッジのシーフードレストランで一番人気の店「KINCAID GRILL」へ。
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以前ホテルのコンシェルジュに聞けばタクシーでないと行けないと半ば諦めていましたが、副操縦士がしっかりとバスの時間を調べてくれました。一人でバスで行くのは不安ですが二人なら安心。


まずはやっぱりオイスター。レモンとタバスコのGranitaが乗っています。
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大きさも私の好きなサイズ、ツルッと口に入ったあと甘みと最後にタバスコのピリッとした味が刺激的。二人でシェアしましたがあっという間に無くなってしまった。

そしてアメリカの前菜で私の定番、クラブケーキ。それもキングクラブ(タラバガニ)です。
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前日に今回一緒だったアメリカ人機長にクラブケーキのレシピを教えていたところ。私はパン粉を使うといいよとお教えしましたが、今回のクラブケーキはまるでコロッケ。日本のパン粉は最近アメリカでもPankoと言って有名です。

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キングクラブがたっぷり、カニコロッケより身が多い。それをSerrano pepperとライムのアイヨリソースでいただきます。うーん絶品です。私の教室でクラブケーキをお教えしていますが日本ではカニが高いのであまり見かけませんね。

サラダはほうれん草サラダで。
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野菜の味が濃厚、いったいこの極寒の地にどこから仕入れるのでしょう。今までの料理だけでこの店の人気の度合いがわかります。

さてメインはアラスカサーモン。値段はMarket、つまり時価。
なんと出てきたのはホワイトキングサーモン。サーモンの中でも一番うまいキングサーモン、さらにその中で1000匹に1匹しかいないとされる白身のサーモンです。そもそも鮭は白身魚。降海して甲殻類特にオキアミを食べると身がサーモンピンクに変色するのです。しかし遺伝的にそのまま身が白く残るものがいます。かつては白身は売り物にならなかったとか。しかしそれを食べたシェフが絶賛、その後プレミア的存在となったそうです。
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分厚い身の中身がしっとり、外はカリカリ。理想の焼き方です。思わずウェイターに焼き方が最高だと言いました。低温で焼いては休ませる焼き方。またサーモンの下にあるジャガイモやネギソースがすごくあう。今まで食べたサーモンの中でダントツ一番うまい。シェフはこの魚の旨みを十分引き出しています。脱帽。

こちらは副操縦士が頼んだホタテ。
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こちらも表面はカリカリ、中はミディアムレア。私も教室で教えている焼き方。ホタテの旨さが一番引き立つ料理です。素晴らしい。

お店の中は落ち着いた感じ。IMG_2719.JPG

一番嬉しいのがこの料理をニューヨークやLAで食べたら1.5倍くらいの値段がするでしょう。そして税金 がかからない。アンカレッジはシーフードの本場、かなりお得な感じでした。いや料理には大満足。

KINCAID DRILL AND WINE BAR
http://www.kincaidgrill.com
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