サンパウロはお肉、しかしこれが格別！！

ワールドカップの開幕も秒読み、直前のサンパウロへのフライトが入りました。
もちろんお客様は満席、心配したフライトの遅れは有りませんでしたが、空港から市内への道路は超渋滞。バスがストライキをしているとか。ブラジルは未だ貧富の差が大きい国、巨額のスタジアムの建設費は人々を苦しめているようです。アメリカのニュースではブラジルが優勝すればそれはすべて解消されるとコメントしていました。
今回のフライトもグルメなブラジル機長と同乗、素晴しい店を紹介してもらいました。
「TEMPLO DA CARNE MARCOS BASSI」
数年前に亡くなってしまったシェフの店、しかしお店自体はサンパウロでも５本指に入ります。


ブラジルのステーキ（シュラスカリア）店はサイドデッシュが出てきます。

なすのオイル煮、トマトにモッツァレラ、ズッキーニ、サラミ。真ん中は玉葱のマリネ。
これだけで白ワインをグイグイいけそうですが、私はカイピリーニャ。

前菜はカルパッチョ。肉はピエモンテの肉と全く同じ、さっぱりしていますがほんのり牛肉の香り。日本では味わえないものでしょう。

これにタップリパルメジャーノを削ってくれます。

そして結果的にはこれが今日のメイン。生のパルミットを茹でたもの。パルミットはヤシの芽、筍の用なものです。


目の前で茹でたてを切ってくれます。

香りも素晴しい。超感動ものです。瓶詰めのものとは全く次元が違います。


このパフォーマンスは筍でも出来ないものかな？？
ホワイトアスパラと筍が好きな方はきっとこれにハマるでしょう。しかしブラジル迄来ないと食べれません。アマゾン産です。灰汁はまったくありません。

もちろん肉も最高！！

しかしこの店のオススメは大きなPICANHAを皆でシェアするのですが、一人では小さなもの。300gくらい。これでも十分です。脂の焦げと岩塩でまるで醤油でもかかっている様な味になっているのです。ブラジルで食べる肉は本当に旨い！！！



亡くなった前オーナーがいかに料理にこだわっていたがわかりますね。



店内の雰囲気は落ち着いています。前回行ったRubaiyatよりも良いかも。

バーも充実しています。


肉も売っています。すばらしい。




店内も奇麗で、料理も素晴しかったのですがお店で働く人たちが本当に素晴しい。この点で今迄行ったサンパウロ、いや世界の店の中でもトップに入ります。

TEMPLO DA CARNE MARCOS BASSI
http://marcosbassi.com.br