美しい丘の上の街オリヴィエート、そして天空に浮かぶチヴィータ [お店(ローマ)]
ローマからほんの1時間、ミラノ行きの列車揺られれば牧歌的な絵と起伏の中を鉄道が走って行きます。広大な牧場には沢山の羊が。ペコリーノロマーノの一大産地であることがわかります。しかしトンネルを通ると本当に耳が詰まる。仕事上慣れているはずなのに。
オリヴィエートに到着。オリヴィエートは世界で一番美しい丘の上の街といわれています。駅からケーブルカーで街に到着、えきでは霧に覆われていたのにこの美しさ。
私のブログは観光案内ではないのですが、美しい街並を紹介しましょう。
この付近の丘は火山灰が積もった場所が雨の浸食により残った場所、岩盤は柔らかいのですがローマ時代の強固な城と街を作るには格好の場所だったようです。当時水抜きに作られた洞窟がいたるところにあります。
ここには歴史的なドォオモがあります。
この荘厳なドォオモの建設は、1290年11月13日にかつて教会が建っていた跡に、『ボルセーナの奇跡』を記念するために始められたといわれています。
伝えられるところによれば、1293年ころにボルセーナの聖クリスティーナ教会でミサを行っていると、パンからキリストの血が滴りはじめ、聖餐布を血に染め始めたという。この奇跡を聞いた、当時オルヴィエートに滞在していた法王ウルバーノ4世の命でこの聖なる麻布はオルヴィエートに移され、その後まもなく、この遺品を収めるべくドゥオーモの建設が着手されたとのこと。
オリヴィエートの周りは葡萄畑とオリーブ畑が広がります。
乾燥した空気に青い空、どんなに頑張ってもワインとオリーブオイルを頂くにはこの環境が無いと半減。遠くに見える城はホテルになっているとのこと。こんな環境にずっといたいな。洞窟をガイドしてくれた若い女性はここに引っ越してくればと。
さて昼食は後輩が調べておいてくれた評判の店「Trattiria Tipica La Palomba」へ。
今日はここでしっかり食事を頂くつもりで。
ワインは私が一番好きなサンジョベーゼ種を。ここオリヴィエートでも作っています。
そしてプロシュートとブルースケッタ。
豚の香りも素晴らしいプロシュート、オリーブオイルがタップリしみたパンと濃厚なトマトのブルースケッタにはいつも感動。イタリア系の移民の街に色々と行きましたがやっぱり地元が最高。
そしてここの名物の一つ、黒トリュフのカルボナーラ。
テーブルの上で削ってくれます。
もっとたくさん!!!
テーブルの周りはこのように。
店に入ればトリュフの香りが漂いますが、これが原因のようです。
パスタもモチモチアルデンテ。何でこんなに美味しいのでしょう。
季節のポルチーニ。
ちょっとこちらは期待したものとは違いがっかり。生ポルチーニ削ってくれたら最高なのに。
ただし、パスタはうまい。
Secondoはトリッパ。いわゆるセンマイ。
私の大好物です。臭みの処理もしっかりできていてかつ食感もバッチリ。そしてパルメジャーノ・レッジャーノがタップリ。私も作りますが、パルメジャーノ・レッジャーノをケチってはいけませんね。めちゃくちゃ美味しい。
順序は逆ですが、サンジョベーゼの後は白のハウスワイン。
美しくかつ感じの良いカメリエーラが紹介。こちらも地元のものです。
こちらは口直しでチコリのスプラウト。
これはどのテーブルでも頼んでいる一品。美味しいです。
デザートはパンナコッタ。
乳の濃さ、適当な甘さ、ぷるぷる感。最高です。
エスプレッソで〆。
その後タクシーを飛ばして天空の街、しかし「死にゆく町」(il paese che muore)といわれているチヴィータへ。
住民は20人程度、しかしまだ生きている街です。
壮大な眺め。
ヨーロッパはこのような田舎が本当に楽しいし落ち着く。
オリヴィエートに到着。オリヴィエートは世界で一番美しい丘の上の街といわれています。駅からケーブルカーで街に到着、えきでは霧に覆われていたのにこの美しさ。
私のブログは観光案内ではないのですが、美しい街並を紹介しましょう。
この付近の丘は火山灰が積もった場所が雨の浸食により残った場所、岩盤は柔らかいのですがローマ時代の強固な城と街を作るには格好の場所だったようです。当時水抜きに作られた洞窟がいたるところにあります。
ここには歴史的なドォオモがあります。
この荘厳なドォオモの建設は、1290年11月13日にかつて教会が建っていた跡に、『ボルセーナの奇跡』を記念するために始められたといわれています。
伝えられるところによれば、1293年ころにボルセーナの聖クリスティーナ教会でミサを行っていると、パンからキリストの血が滴りはじめ、聖餐布を血に染め始めたという。この奇跡を聞いた、当時オルヴィエートに滞在していた法王ウルバーノ4世の命でこの聖なる麻布はオルヴィエートに移され、その後まもなく、この遺品を収めるべくドゥオーモの建設が着手されたとのこと。
オリヴィエートの周りは葡萄畑とオリーブ畑が広がります。
乾燥した空気に青い空、どんなに頑張ってもワインとオリーブオイルを頂くにはこの環境が無いと半減。遠くに見える城はホテルになっているとのこと。こんな環境にずっといたいな。洞窟をガイドしてくれた若い女性はここに引っ越してくればと。
さて昼食は後輩が調べておいてくれた評判の店「Trattiria Tipica La Palomba」へ。
今日はここでしっかり食事を頂くつもりで。
ワインは私が一番好きなサンジョベーゼ種を。ここオリヴィエートでも作っています。
そしてプロシュートとブルースケッタ。
豚の香りも素晴らしいプロシュート、オリーブオイルがタップリしみたパンと濃厚なトマトのブルースケッタにはいつも感動。イタリア系の移民の街に色々と行きましたがやっぱり地元が最高。
そしてここの名物の一つ、黒トリュフのカルボナーラ。
テーブルの上で削ってくれます。
もっとたくさん!!!
テーブルの周りはこのように。
店に入ればトリュフの香りが漂いますが、これが原因のようです。
パスタもモチモチアルデンテ。何でこんなに美味しいのでしょう。
季節のポルチーニ。
ちょっとこちらは期待したものとは違いがっかり。生ポルチーニ削ってくれたら最高なのに。
ただし、パスタはうまい。
Secondoはトリッパ。いわゆるセンマイ。
私の大好物です。臭みの処理もしっかりできていてかつ食感もバッチリ。そしてパルメジャーノ・レッジャーノがタップリ。私も作りますが、パルメジャーノ・レッジャーノをケチってはいけませんね。めちゃくちゃ美味しい。
順序は逆ですが、サンジョベーゼの後は白のハウスワイン。
美しくかつ感じの良いカメリエーラが紹介。こちらも地元のものです。
こちらは口直しでチコリのスプラウト。
これはどのテーブルでも頼んでいる一品。美味しいです。
デザートはパンナコッタ。
乳の濃さ、適当な甘さ、ぷるぷる感。最高です。
エスプレッソで〆。
その後タクシーを飛ばして天空の街、しかし「死にゆく町」(il paese che muore)といわれているチヴィータへ。
住民は20人程度、しかしまだ生きている街です。
壮大な眺め。
ヨーロッパはこのような田舎が本当に楽しいし落ち着く。
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