Cooking class in Vancouver

バンクーバーで現在１０日間ほどお世話になっているお宅、オーナーは料理研究家ですが私に是非料理教室をということで開催しました。海外で教室を行うのは５カ国目。
私の料理教室は基本的には魚、幸いバンクーバーはフレッシュな魚が手に入ります。前記事にしたStevestoneという漁師町で直接漁師からサーモンとエビを買いました。
今回は和食とタイ料理。
茶碗蒸し、ロール寿司、ヤムウンセン、そしてトムヤムクン。新鮮なエビとサーモンがあるからです。どうやら料理研究家のオーナーいわく、普通の人は魚を下ろすのを見るのはあまり興味がないとのこと。そういえば外国人の方は下ろす場面を嫌がる方も昔いらっしゃいました。もちろん興味があり包丁迄買う方もいらっしゃいましたが。。。
まずはSockeye（紅シャケ）を３枚におろし準備。

素晴らしい鮮度と脂ののり。


材料は魚以外はリッチモンドの「ヤオハン」で手に入ります。
まずは茶碗蒸し。外国人が大変喜ぶ一品。皆さんが簡単に作れるように出汁は顆粒を使います。




むすこと１５分完成。


皆さん大変喜んで頂けました。

２品目はヤムウンセン。こちらは至って簡単。タイの基本ソースをお教えしたらビックリされていました。


次はお待ちかねロール寿司。海外の料理番組やレシピを見ているとまずはご飯の炊き方から違います。すし飯が固いことが多いのです。こちらで買ったうるち米、上手にできるか心配でしたがシャリは上手に出来ました。一人のイギリス人が数日前に近所に寿司屋があるから行けば良いと言いましたが、「私は海外であまり寿司を食べない」答えました。シャリが上手に出来たので彼を含め皆さんに、日本人の寿司へのこだわり、ウンチクをしばらく述べました。まあ外国の方々はあまりこだわらないのかもしれませんが。。。
皆さん真剣なまなざし。


超新鮮なサーモン。中身がサーモンならアラスカンロール。


アボカド、キュウリ、サーモン、胡麻そしてトビッコ。

外国のロールは海苔が内側。この歴史についてもウンチクを。そして外国人は中身に何かクリスピーなものをお好みになることも。

生徒さんも挑戦。

上手に出来ています。皆さん感動されていました。

そしてトムヤムクン。

レモングラスやバイマックルー、カーも手に入ります。こちらも大人気。鍋が空になりました。

最後に記念写真。


初めての英語でレッスンでした。料理は文化、本来正しく伝えたいのですがまずは楽しんで頂くことからです。