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Auckland Fish Market [お店(オークランド)]

2年ぶりのオークランドへのフライト。出発のソウル仁川はすっかりと高気圧に覆われ雲一つない乾燥したよい天気。目的地オークランドの天候は低気圧のど真ん中、大雨に強い風の予報、そして冬。さらに積乱雲の固まりのある赤道付近の熱帯収束帯を横切らなければならない。こんなときもお客様を安全に目的地に運ぶのが我々の使命、気合いが入ります。この時期南半球に向かう楽しみの一つ、日が暮れれば北緯20度以南になると丁度南十字星が現れ、我々を南に誘ってくれるのです。
オークランドには予定通り翌早朝に到着、土砂降りなので今日は外出なしとベッドに潜り込みます。
 さて翌日は天気も回復、暖かい北風(北半球では暖かい風は南風)。今回はFish Marketでお魚見学。
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Fish MarketはSydney ほど大きくありませんが、日本ではNZ産の魚の方が有名かもしれません。その魚は真鯛。正確には豪州真鯛。日本の天然真鯛の高騰で10数年前からNZ産の活〆真鯛が流通するようになっています。真鯛は日本近海、オーストラリア・ニュージーランド近海、西アフリカ近海の3カ所に生息していて若干の色の違いはありますが姿形はそっくり。ただしそれぞれのDNAは若干違うようです。問題の味ですが、日本以外の真鯛はかなり淡白と聞きます。実際に自分で釣って処理して食べていないので何ともいえませんが。日本では神経締めにしたり、血抜きして数日間置いたりしているので美味しいのは当たり前、まったく同じ条件で食べてみたいもの。ウンチクはここまで。

この市場は「競り」「魚教室」「小売り」そしてレストランがあります。
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パシフィックサーモンや真鯛。こちらの真鯛は色が若干薄い。

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こちらはRubyとありますがチビキですね。白身の美味しい魚です。

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ホウボウやボラ、日本には居ないTrumpfer小さい頃は縞があるイサキのような魚です。

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金目鯛発見。NZ近海は実は真鯛だけでなく鯵やヒラマサなど日本近海の魚と同じ種類がいるのです。そして釣れば入れ喰い。釣りファンには有名です。昔世界中で寿司を食べ歩いたときは、ここオークランドの寿司ネタが一番日本に近いと感じました。

さてこのFish Marketのある地域、昔はIndustrial Areaで一般の人はあまり来ない地域でしたが、Water Frontの再開発で今はしゃれた店が並んでいます。
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倉庫を改造したSee Throughの建物にはイタリアン、寿司、エスニックなどしゃれたレストランが入っています。

今回はその中のイタリアンへ。
暖かい北風に、きりっと冷えたシャルドネ。Fish and Chipsを頼みました。
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魚は何?と訪ねるとGrey Mullet(ボラ)という。
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カリッとサクサクに揚がっています。そしてローズマリーをChipsと一緒に揚げています。その香りが魚に移ってなんだかプロバンスっぽい。
Chipsは女王陛下を慕う国、お供はマヨネーズです。

丁度帰り便ではNZ人の仲のよい機長が移動で乗って来たのでこの地区について聞いたところ、地元では話題になっている地域、レストランも美味しいとのこと。
マリーナを回り込んだところ、中心からは20分ほど歩けば到着します。是非訪れてみて下さい。

Auckland Fish Market
http://www.afm.co.nz/index.php

NZに来て一番期待しているのがLAMB。しかし、地元の誰に聞いても有名な店は知らないと言います。KiwiたちはあまりLambを食べないのか??やっぱり牛みたいです。

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