Sea food in SIngapore

　秋本番を迎え、韓国の木々の葉も色づき始めました。明け方は10度近く迄下がります。暑さが恋しくなるこの季節、南へのフライトは荷物も軽いので何だかうきうきします。夏の間、積乱雲が行く手を阻んだ台湾やフィリピン付近にあった熱帯収束帯という積乱雲の固まり（台風の卵）も南下し、南シナ海は晴れ渡り気持ちのよいフライトです。目的地シンガポールでは現地の会社に就職した後輩や、日本の元の会社の同僚達のフライトが重なり、久しぶりに皆で食事の予定です。
　シンガポールは美食の街、何を食べても美味しい。今回は男性５人でガッツリと行きたいのでBlack Pepper Crabをメインということで、現地でも一番旨いと知人が言っていたLong Beach Restaurantへ。


店の水槽には、沢山の魚屋貝類、海老が。こういうのを見ると何を頼もうか迷ってしますのです。


しかし、今日のメインは蟹。

東南アジアの蟹のほとんどはこのMud Crabという蟹。日本ではマングローグガザミとかトゲのコギリガザミといい、マングローグの林の中の泥の中に住んでいます。那覇の公設市場に行けば日本産が見れます。この蟹、大きな爪を持っているのが特徴で身もほんのり甘い。また内子が黄色いまだ交配をしていない処女蟹は最高級とされています。ちなみに交配後は内子が赤くなるとのこと。
ウンチク別にして今回は4ポンドの蟹を２尾、これをBlack Pepper Crabで頂きます。

蟹の旨味と甘さを引き立てる、このBlack Pepper Sauceは私のお気に入り。牛肉を炒めても旨い。以前教室ではソフトシェルクラブを使って紹介しましたが、これも旨いです。
勿論、ビリビリ来る辛みにビールが染みます。
http://michael-h.blog.so-net.ne.jp/2010-04-14-1

白ミルガイ

日本の白ミル貝より大きなアラスカ白ミル貝。2ポンド（1kg)以上はあるでしょう。こちらはシャブシャブがオススメ。


マテ貝。

シンガポールで旨いのがマテ貝のガーリック風味。このマテ貝もかなり大きいです。味は若干大味。
マテ貝も世界中にいるので、各国で料理は違います。ヨーロッパではオリーブオイルやバターで炒めますがニンニクがあいますね。

カイランのオイスターソース炒め。

必ず頼む一品。このカイラン菜、日本では夏に少量の流通がある程度。私は好きなのですが、菜の花で代用しています。

空芯菜炒め。

これはタイのバック・フン・ファイデンとは違い、普通のガーリック炒めです。

〆はチャーハンに麺。


かなり高級な店ですが、日本語も通じ、ビックリする程サービスが素晴らしい。大変満足でした。

Long Beach Restaurant
http://www.longbeachseafood.com.sg
我々が行った店は
1018 East Coast Parkway
TEL:[phone]

コメント 4

マテ貝！中華街のスーパーに大漁に売られていて
食べ方どうするのか謎だったけど
この食べ方はおいしそおですね(･∀･｀)
by ふゆん (2012-10-25 13:46) 

ふゆんさん：初めまして。中華風ニンニク味、和風醤油味、イタリア風ワイン蒸しなど何でも美味しいですよ。
by michael (2012-10-26 01:20) 

シンガポールのペッパークラブ！
チリクラブよりこっちの方が私も好きです。
キンキンに冷えたビール、クラブ、菜っ葉の炒め物。

なかなか、Michaelさんのお料理教室に伺えませんが、
こちらを拝見して楽しませて頂いています。
by Tara (2012-11-05 21:28) 

Taraさん：ホワイトペッパークラブもあるそうです。今度試してみますね。時間が出来たらご参加ください。
by michael (2012-11-07 15:35)