グルメの街 ブリュッセル

久々のブリュッセル、先月ヨーロッパにフライトした時はいつも寒い位でしたが、今回は天気は良好、30℃の予想気温です。
すっきりと晴れ渡った空に、石畳にびっしりと敷かれた花が生えるグランプラス広場。

世界で最も美しい広場と言われています。


ベルギーは複雑な国、フランダース地域はオランダ語、ワロン地域はフランス語。首都ブリュッセルは2言語併用地域。ドイツ国境付近ではドイツ語が話されています。近年、工業地域のフランダース地方がワロン地方と別れて独立しようなどという運動も起きています。
　話をグルメに変えましょう。ご存知の通りベルギーはグルメの国、チョコレートやワッフル、そして北海の海の幸、ジビエ等が有名です。そしてブリュッセルの町中にはたくさんのレストランがあります。特にRue de Bouchersはご覧の通りお店が軒を連ねています。


メインははやり北海のシーフード。






今回のお店はその中でも有名な「Chez Leon」ツーリストにも人気の店。お店は常に混んでいます。
ベルギーといえばムール貝。

何度も紹介しますが実はこのムール貝、オランダのワッデン海という海で養殖されています。上空からもこのワッデン海はよく見えますが、沖合に長く洲が広がっていて波が立たず，ムール貝の養殖に適しているのです。そこで採られたムール貝はゼーランド州のイエルセケという漁師町に運ばれます。
http://michael-h.blog.so-net.ne.jp/2007-11-02
そこで競り落とされたムール貝が対岸のベルギーやヨーロッパ各地に出荷されるのです。地中海でもムール貝は沢山養殖されていますが、多分こちらの規模は比べようも無い程大きな物です。

白ワインが本当にあう一品ですね。

香味野菜で蒸してあり、ワインは使ってません。私はこれが好きなんです。

名物料理カルボナード ( Carbonnade )。

牛肉のビール煮込み。ナイフを入れればホワッと切れる。出汁は牛肉のフォン？とビール、是非食べて頂きたい一品。

そしてクロケット。

クロケットの本場はオランダと思われますが、ベルギーの何処でも食べられます。
蟹クリームコロッケのアンをすこし固くした感じです。レモンを搾るだけ。日本人にはたまりません。
クロケット元祖のお店の記事。http://michael-h.blog.so-net.ne.jp/2009-09-11



うーん、大満足です。



Chez Leon
http://uk.chezleon.be/index.asp?ID=942

今回は行けませんでしたが、ちょっと高級なお店が並ぶサンカトリーヌ広場周辺もオススメです。