世界の料理教室 今月は韓国料理

今月は世界の料理教室「韓国料理」です。韓国の会社で働くようになり、真剣に韓国料理を習おうと探して見つけた教室は「韓国の味」という料理協会。この協会は韓国伝統料理界でNO.1と言われた故カン・イン・ヒ先生と故ファン・へ・ソン先生のお弟子さんが運営するもの。この協会の先生で栄養大学で教壇に立つチャン先生に個人授業を受けることとなりました。

先生はすでに料理本も10冊以上出版されている方でもの凄く忙しいのですが、私のレッスンを快諾して頂きました。主に伝統料理です。
ここで習ったものは日本で紹介して良いということで、今回は初回に習ったものと一般的な韓国料理を紹介しました。

伝統料理はほとんどが宮廷料理が原点、従ってあまり辛いものはなく薬膳です。今回は

先ずは粥。先日韓国で宮廷料理を食べた時も一番最初に出てきました。

今回は松の実の粥。おおよそ１２０種類ほどの粥が有るそうです。中国のものとも日本のものとも違います。まろやかで本当に体に優しい粥です。飲む前にこれを食べれば内臓にも良さそうです。
今回は松の実をふんだんに使いましたが高いですね。朝鮮松の実は地元の市場で100g500ウォン、日本では倍以上します。中国産のものとは味も処理も違います。

ナムル３種

これは以前の教室でも紹介したものです。韓国人はナムルが好きです。

チヂミ

カリッとモチッと焼きましょう。

チャプチェ。

宮廷料理の作り方を教えてもらいました。今まで作っていたチャプチェが恥ずかしい位上品に出来上がります。

ノビアニクイ、宮廷料理です。

ちょっとリッチに牛肉のステーキより若干薄いものを使用します。薄切りを使えばブルコギとなります。こちらはタレが勝負。そして最後に松の実をトッピング。

牛と一緒にレンチェ（冷菜）

本場のものは生の朝鮮人参や生栗も使います。本当に体に良さそうだ。今回のレッスンでは生栗がまだ手に入りませんでした。

そして最後にキムパプ。

お米6合炊きましたが、あっという間になくなりました。

そして宴会の始まり。かなりボリュームのある品々だったのですが・・・


夜の部は庶民的にブデチゲを紹介しました。

鍋も専用のもの。



皆さんの食欲にはびっくりです。


最後にラーメンを入れて〆ます。

それもペロリ・・・

お疲れさまでした。

コメント 2

最後のラーメン美味しそうですね！^^;
by ソニックマイヅル (2011-08-12 07:34) 

日本では、韓国料理というと「焼き肉・辛い・キムチ」の印象が強いのですが、繊細で穏やかな味のものもある、ということを再認識させていただきました。
by krause (2011-08-12 12:08)