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旬の魚料理教室 今月は寒ブリ [料理教室]

今年も1月の料理教室は寒ブリ。ブリはご存知のとおり出世魚、大きさによって名前が変わります。
 秋口には北海道沖までワラサ級(3.4kg級)となって上り、そこで秋刀魚やイカをたっぷり食べてブリ(7kg位)に成長し脂肪をたっぷり蓄えるのです。そして12月から1月にかけて一気に日本海を下るのです。そのときのブリは脂肪はエネルギーに変えられ、霜降りの筋肉となるのです。この時点が最高に旨い、これが寒ブリと言われる所以です。1月も過ぎれば天然ブリには虫が入り、市場価値も下がってしまうとのこと。

今年の天ブリも境港産、9.9kg。師匠いつもありがとうございます。
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練習用のイナダと比べてみました。


まずは天然ブリの解体ショー。
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この脂の乗り、素晴らしいですね。

脂のたっぷり乗った腹身の角作り。
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1年に一度の楽しみと言われる方もいらっしゃいました。甘くて上品な脂がたまりません。

そしてイナダを使って魚を下ろす練習です。
イナダのお造り。
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新鮮なイナダなのでもちろん美味しい。

定番ぶりの照り焼き。フライパンで作ります。
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そして鰤大根。
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あまり煮込まず、保温で大根にじっくり味を入れてく方法で。
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ぶり大根の粕仕立て(中島貞治さんのレシピから)
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この時期、美味しい酒粕が出回りますので最高です。根野菜は天蕪と京人参。セリと柚子で風味を加えます。
生徒さん作。
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ヨーロッパには存在しない鰤ですが、洋風は落合務さんのレシピから「ぶりのソテー ねぎとバルサミコのソース」
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カマはこんなに大きい。
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ぶりカマ塩焼き。
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これだけ大きいとオーブンで焼きます。

ブリしゃぶ。
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今回広島からご出席の奥様に広島の雑煮を作って頂きました。ブリを使うそうです。
昆布、ブリアラ、蛤で出汁をとります。
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お餅にこれを注ぎ、岩のりをトッピングして出来あがり。
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磯の香りたっぷりの雑煮です。激ウマでした。ありがとうございました。

今回のアルコールはこれまた沢山。
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ありがとうございます。

〆は少々余った刺身とカマ焼きを使った、ブリ茶漬け。
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汁は先程の雑煮用の出汁を使いました。
これまた激ウマでした。

お疲れさまでした。

自家製千枚漬け。今年もすでに2回目。最近は聖護院蕪でなく天かぶを使ってます。
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自家製なので沢山食べれますよ。
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作り方:http://michael-h.blog.so-net.ne.jp/2007-01-04
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Tomo

今回も美味しい教室でした。ありがとうございました。

さっそく、昨日復習で、ブリしゃぶとネギとバルサミコソース作ってみました。ネギソースはいろいろな魚に応用できそうですね。
by Tomo (2010-01-19 00:58) 

Krause

拙宅でも数日前に、昨年の料理教室を思い出しながらぶりの照り焼きを作りました。ぶりとネギ・バルサミコソースもおいしそうですね!
by Krause (2010-01-19 08:15) 

ryuji_s1

お料理教室 素敵です
寒ブリ 美味しいですね

蕪のお料理も嬉しいです


by ryuji_s1 (2010-01-19 08:26) 

chercher

脂ののった鰤のお刺身、美味しそうですね~♡
鰤でこんなに色々なお料理が楽しめるのですね♪
by chercher (2010-01-20 20:10) 

うつぼ

今日は寒ぶりで日本酒キュッと呑んできましたが、
michaelさんの捌いたブリの方がずっと美味しそう。
刺身か照り焼き、ブリ大根、、くらいのイメージでしたが
お雑煮にも使うんですねぇ。。。。
と書きながらもテーブルの獺祭が気になります。(^^)

by うつぼ (2010-01-21 00:22) 

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