ドイツ・エッセンでプチ料理教室 [料理教室]
今回はドイツ・フランクフルトへのフライト。ドイツではシュパーゲル(ホワイトアスパラ)が全盛期を迎えています。今回は、季節も良いことから、一度私の料理教室にいらしたドイツ・エッセン在住のしのさん宅まで出張、プチ料理教室の運びとなりました。
フランクフルトからエッセン迄はドイツの新幹線ICEに乗っていきました。
途中ケルン大聖堂を見ながら、デュッセルドルフを経てエッセンまで約2時間。
昨年しのさんとは秋にもご主人とともにお会いしているので半年ぶりの再会です。駅迄迎えにきて頂きました。
まずは早速マルクトへ仕入れです。
とても賑やかなマルクト。ヨーロッパではこの市場が今だに盛んです。かつては日本にも市場がたくさんあったのに大手スーパーの進出で、小売店を含め衰退の一途。包装パックなどゴミの問題、地産地消を真剣に考え日本の市場も復活してほしいものです。
シュパーゲル山積み。
会話が聞こえそうでしょう。パリのマルシェでも売り手と買い手の取引が面白いです。
沢山の種類のジャガイモ。ドイツ人はジャガイモにこだわります。(日本人の米のこだわりと同じだと)
なんとシュパーゲル専用皮むき器。さすがシュパーゲルに命をかけるドイツ人。
今回は同僚二人もお手伝い。沢山仕入れました。
プラタナスの青さが目にしみるこの時期、ヨーロッパは最高の季節を迎えてます。
さて、しのさん宅にお邪魔。料理開始。
今回はしのさんのお友達sonaさんご夫妻と愛犬シュリンも参加です。sonaさんはエプロンも新規にご購入で張り切っていらっしゃいました。
まずはシュパーゲルの仕込み。
皮をたっぷり剥かないと筋が気になります。
茄子にパプリカ、ズッキーニ、玉ねぎ、トマトでヨーロッパに来ると必ず作るラタトゥイユ。
茄子はひん曲がってます。日本にはこのような物は無いけど、味は変わりません。見栄えなんてどうでも良いじゃない。皆個性があるんだから。これらも仕込みます。
まずは前菜。
しのさんおすすめの牛タンのハム。
sonaさんのご主人ヨッヘンさんが買ってきてくれた、生ハム。(プロシュット、ハモンセラーノ、ドイツの生ハム)
こちら生ソーセージ。
これはヤバイ。ビールでもワインでも酒でも焼酎でもあいそうだ。
パンもご近所の美味しい店からヨッヘンさんが買ってきてくれたもの。
チーズも。
ぶどうとともに。バジル味のチーズもあります。
料理はまずはマッシュポテト。これもヨーロッパに来たら必ず作るもの。なぜかと言えばジャガイモはもの凄く美味しいし、チーズと牛乳が旨いのです。
ドイツ人のヨッヘンさんが美味しいと沢山食べてくれたのは大変うれしかった。何せ本場の料理ですからね。日本人に外国人がお寿司を作って出すようなものです。
こちらはしのさんが前日から仕込んで作った、ドイツ版行者ニンニクのしょうゆ漬け。
日本の行者ニンニクと種類が若干違うということですが、栽培物でこういうのは日本にも出回ってます。大好きな一品、ご飯が欲しくなります。
こちらはパプリカのマリネ。
しっかりマリネされて旨い、甘い。
ラタトゥイユの完成。STAUBが良い仕事してくれますね。
ヨーロッパの野菜は本当に旨いです。
私の教室は魚貝類の教室。新鮮な魚貝類が少ないドイツで何を作ろうかとマルクトで発見したのはイカ。そして旬のアスパラを使いました。
イカのソテー、アスパラソース添え。
イカはモンゴイカ。バターとニンニクでそてーして、シャキシャキに炒めたアスパラを乗せます。
前菜で一杯、いや2杯。
シュパーゲルが茹で上がりました。
今年も相当食べていますが、何度食べても飽きないです。ドイツでは6月14日?で終わり。
今日のメインは豚の肩ロース1キロのロースト。
たっぷりと塩・胡椒します。
しっかりと表面を焼いて、プロシュットを巻き、さらに焼きます。
これをSTAUBに入れ、トマト、ローズマリー、タイムなどの香草とニンニクを入れてオーブンに。
その間にポワロとフェンネルでソフリットを作ります。
スープはホワイトアスパラスープ。
玉ねぎのみじん切りを炒め、ホワイトアスパラをぶつ切りにした物を加えて炒め、水とブイヨンで煮込んでいきます。沢山出た皮も一緒に炒めたのでミキサーが使えそうも無いので漉すだけにしました。牛乳を加えてスープの出来上がり。
ホワイトアスパラのだしがしっかり出て美味しい。
今回のワインはsonaさんご夫妻がドイツ各地で買ってきてくれたもの。
オーブンから肉を取り出して皿に20分程度アルミをして寝かせたもの。
強烈に旨そうです。
それにソフリットソースと焼きトマトをあわせて頂きます。柔らかくてジューシー、豚の味もしっかり。今迄ドイツで食べた豚の中で一番旨いかも。
アルコールの〆はドイツではシュナップス。しのさんのご主人が好きなコーヒーシュナップスを頂きました。カカオのような味がします。40度をグイッ飲んで〆ます。
やはり現地の食材で料理するのは本当に楽しいですね。プチ料理教室はヨーロッパではパリ、アムステルダムに続いて3カ国目。さて今度はどこでやろうかな。スペインからお呼びがあったな、チリかもあったな。ロンドンかな。
しのさん宅からの風景。
緑がたくさんあって静かで良いですね。
フランクフルトからエッセン迄はドイツの新幹線ICEに乗っていきました。
途中ケルン大聖堂を見ながら、デュッセルドルフを経てエッセンまで約2時間。
昨年しのさんとは秋にもご主人とともにお会いしているので半年ぶりの再会です。駅迄迎えにきて頂きました。
まずは早速マルクトへ仕入れです。
とても賑やかなマルクト。ヨーロッパではこの市場が今だに盛んです。かつては日本にも市場がたくさんあったのに大手スーパーの進出で、小売店を含め衰退の一途。包装パックなどゴミの問題、地産地消を真剣に考え日本の市場も復活してほしいものです。
シュパーゲル山積み。
会話が聞こえそうでしょう。パリのマルシェでも売り手と買い手の取引が面白いです。
沢山の種類のジャガイモ。ドイツ人はジャガイモにこだわります。(日本人の米のこだわりと同じだと)
なんとシュパーゲル専用皮むき器。さすがシュパーゲルに命をかけるドイツ人。
今回は同僚二人もお手伝い。沢山仕入れました。
プラタナスの青さが目にしみるこの時期、ヨーロッパは最高の季節を迎えてます。
さて、しのさん宅にお邪魔。料理開始。
今回はしのさんのお友達sonaさんご夫妻と愛犬シュリンも参加です。sonaさんはエプロンも新規にご購入で張り切っていらっしゃいました。
まずはシュパーゲルの仕込み。
皮をたっぷり剥かないと筋が気になります。
茄子にパプリカ、ズッキーニ、玉ねぎ、トマトでヨーロッパに来ると必ず作るラタトゥイユ。
茄子はひん曲がってます。日本にはこのような物は無いけど、味は変わりません。見栄えなんてどうでも良いじゃない。皆個性があるんだから。これらも仕込みます。
まずは前菜。
しのさんおすすめの牛タンのハム。
sonaさんのご主人ヨッヘンさんが買ってきてくれた、生ハム。(プロシュット、ハモンセラーノ、ドイツの生ハム)
こちら生ソーセージ。
これはヤバイ。ビールでもワインでも酒でも焼酎でもあいそうだ。
パンもご近所の美味しい店からヨッヘンさんが買ってきてくれたもの。
チーズも。
ぶどうとともに。バジル味のチーズもあります。
料理はまずはマッシュポテト。これもヨーロッパに来たら必ず作るもの。なぜかと言えばジャガイモはもの凄く美味しいし、チーズと牛乳が旨いのです。
ドイツ人のヨッヘンさんが美味しいと沢山食べてくれたのは大変うれしかった。何せ本場の料理ですからね。日本人に外国人がお寿司を作って出すようなものです。
こちらはしのさんが前日から仕込んで作った、ドイツ版行者ニンニクのしょうゆ漬け。
日本の行者ニンニクと種類が若干違うということですが、栽培物でこういうのは日本にも出回ってます。大好きな一品、ご飯が欲しくなります。
こちらはパプリカのマリネ。
しっかりマリネされて旨い、甘い。
ラタトゥイユの完成。STAUBが良い仕事してくれますね。
ヨーロッパの野菜は本当に旨いです。
私の教室は魚貝類の教室。新鮮な魚貝類が少ないドイツで何を作ろうかとマルクトで発見したのはイカ。そして旬のアスパラを使いました。
イカのソテー、アスパラソース添え。
イカはモンゴイカ。バターとニンニクでそてーして、シャキシャキに炒めたアスパラを乗せます。
前菜で一杯、いや2杯。
シュパーゲルが茹で上がりました。
今年も相当食べていますが、何度食べても飽きないです。ドイツでは6月14日?で終わり。
今日のメインは豚の肩ロース1キロのロースト。
たっぷりと塩・胡椒します。
しっかりと表面を焼いて、プロシュットを巻き、さらに焼きます。
これをSTAUBに入れ、トマト、ローズマリー、タイムなどの香草とニンニクを入れてオーブンに。
その間にポワロとフェンネルでソフリットを作ります。
スープはホワイトアスパラスープ。
玉ねぎのみじん切りを炒め、ホワイトアスパラをぶつ切りにした物を加えて炒め、水とブイヨンで煮込んでいきます。沢山出た皮も一緒に炒めたのでミキサーが使えそうも無いので漉すだけにしました。牛乳を加えてスープの出来上がり。
ホワイトアスパラのだしがしっかり出て美味しい。
今回のワインはsonaさんご夫妻がドイツ各地で買ってきてくれたもの。
オーブンから肉を取り出して皿に20分程度アルミをして寝かせたもの。
強烈に旨そうです。
それにソフリットソースと焼きトマトをあわせて頂きます。柔らかくてジューシー、豚の味もしっかり。今迄ドイツで食べた豚の中で一番旨いかも。
アルコールの〆はドイツではシュナップス。しのさんのご主人が好きなコーヒーシュナップスを頂きました。カカオのような味がします。40度をグイッ飲んで〆ます。
やはり現地の食材で料理するのは本当に楽しいですね。プチ料理教室はヨーロッパではパリ、アムステルダムに続いて3カ国目。さて今度はどこでやろうかな。スペインからお呼びがあったな、チリかもあったな。ロンドンかな。
しのさん宅からの風景。
緑がたくさんあって静かで良いですね。
羨ましい~。
生ソーセージ、興味あり!塩漬けポークが使われているのですか?
現地食材を使っての料理教室、いいですね。
パリでも開催されていたのですね。次回は是非参加させてください。
by Parisienne (2009-06-02 19:25)
ああ、お懐かしい!しのさんも元気そうで何よりです。
しかし、世界各地で料理教室なんてスゴイですよね。
私もお邪魔したい!
by へろーめ (2009-06-02 23:15)
michaelさん、国際的鉄男シェフですね。(^^)
ドイツに行ってから既に1年経ってしまいましたが、
本場のホワイトアスパラが食べたくなりました。。。
今日はノンアルコールデーだというのに(こんな時間だし)白ワインをグビグビ呑みたい。。。
by うつぼ (2009-06-02 23:29)
あらまあ、ずいぶんお近くにいらしてたんですね!しかも、うちの食卓とまるで同じ・・・うふふ♪うちではこんなにいっぱいいっぺんには食べなくて数日分って感じですけど。
この皮むき器、つい先日も去年も拙ブログでご紹介してます。マルクトではよく見かけますよ。
楽しそうな料理教室、よかったですね!
by めぎ (2009-06-03 02:05)
豚肉の断面がたまりません。
パリも気持ちいい季節になりましたよ^^
by STELLA (2009-06-03 03:18)
ベストシーズンの欧州ですね。豚のロースト、拙宅でも作ってみよう!と思いました(おいしそうです)。
by Krause (2009-06-03 04:23)
この度ははるばるエッセンまでいらして下さってありがとうございました。毎回日本で行われている料理教室の記事を指をくわえながら拝見していたので、自宅での料理教室が本当に嬉しかったのです。そしてとても勉強になりました。
本当にありがとうございました。
by しの (2009-06-03 07:30)
先日は、ほんとにありがとうございました!
新しく買ったエプロンは何の役にも立たず、食べてるばかりでしたが、Michaelさんの手料理は、ほんとに美味しくて夫も大感激していました。
この次、Michaelさんにお会い出来る時は、あのエプロンが役に立つように、しのさんにお料理を教えてもらいます。(笑)マルクトのチーズの店の帽子のお兄さんの写真を見て思わずニンマリしてしまいました。(笑)
Michaelさんに、またお会い出来るのを楽しみにしています。ほんとにありがとうございました。
by Sona (2009-06-03 17:20)
世界中にお友達がいらっしゃるなんて,羨ましい限りです~
素敵ですね!(^O^)
そういえば,ウチのマンション・・・
御社の社員さんが沢山住んでいらっしゃるそうですよ。笑
by かおりん (2009-06-08 17:44)