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黄金に輝く北イタリアにダイアモンド [お店(アルバ)]

今年は幸いにもイタリア便が多い。今回はミラノの泊まり、数年前に訪れた秋のアルバが忘れられない。ミラノから西へ高速に乗れば一大米産地が広がる。すでに米の収穫が終わって、その風景は日本にのそれに似ている。ただし、米粒の大きなカルナローリ米だ。リゾット用の米である。新米より寝かせて乾燥させた米の方がより美味いという。
 トリノを過ぎ起伏がである。必ずと言っていいくらいその丘には教会が見え村がある。昔はこれがそれぞれの国だったらしい。その丘の斜面にはぶどう畑が。ぶどうの収穫が終わったこの時期、ちょうどぶどうの葉が紅葉を始める。雨が多くなるこの時期、つかの間晴れ間にその畑は黄金に輝く。
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新緑のぶどう畑も良いが、気温が下がり空気も澄むこの時期も素晴らしい。
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 北イタリアのアルバ、白トリュフで有名な村である。10月初旬から11月下旬の週末にはトリュフ祭りが開催れている。
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さてなんでこんなにアルバのトリュフが有名なのか。そこには10のこだわりがある。私の知る限り、土の中にある、訓練した犬でなくては探せない、自然のものである、極めて独特な香り、9月21日解禁、取り立てで1週間以内に食す、密閉した瓶で冷蔵保存する、食す前に綺麗に水で洗う、そして食する時はただスライサーでするだけ。

世界中を訪れて日本人として誇りがある。私が働いていた40年前の日本のイタリア料理違って、今では世界のどこにでもその地元に惚れ込んだ日本人がいてそれを日本で味わうことができることだ。今回もアルバの食材やワインにこだわり、それを日本に紹介している人の再開を楽しみにしていた。
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残念なことにピエモンテ州の白トリュフの解禁の前にすで日本でピエモンテ産をうたって共する店が日本にあるとのこと。非常に残念である。白トリュフが採れるのはピエモンテに限ったことでないが、丹波産の松茸と偽って出すのと一緒だ。インポーターにその秩序が欲しい。

これが本場の白トリュフ。
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お店は秋、日本人もこういう感性に感じるものがあります。
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キノコだけではありません。ヘーゼルナッツや栗も。
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食いしん坊にはたまらない北イタリア


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