ローマ郊外の日本にゆかりの地、チヴィタヴェッキア [お店(ローマ)]
またヨーロッパで大規模なテロが起きました。犠牲になられた方々やそのご家族には深く哀悼の意を表します。今日もフライトでベルギー人機長と色々と話をしましたが平和な世の中を作るのは政治家の役目だがヨーロッパの首脳も戦争を知らない世代になり、ますます平和が遠のいているということ。
数千年も戦乱に明け暮れたヨーロッパ、歴史と知識に学ぶことが大事だと。
日本でも戦乱の世の中であった戦国時代に果敢にもヨーロッパと貿易を試みた将軍がいました。それは伊達政宗。支倉常長を大使として一行をスペインに派遣したのです。数年前NHKで彼の特集をしていた番組を見たときには伊達政宗の先見の明と、そして彼が送った使節が400年も前に太平洋、大西洋を渡りスペイン国王に謁見し、さらに地中海を渡りこのチヴィタヴェッキアに上陸してローマ法王にも謁見したのです。まず私がパイロットとしてヨット乗りとして驚くのがあの時代に大海を航海する技術がすでスペインに確立したいた事、当時すでスペインが中南米を統治していてパナマ運河を作っていた事、極東のわけのわからない国の使節団がスペイン国やローマ法王とどのようにして会えたのか、さらに伊達藩にヨーロッパとの通商するための蓄えどれだけあった事。航海中の食料は?、疫病はなかったのかなど。。。
彼の銅像が街の中心に堂々と立っています。現在は石巻市と姉妹都市となっています。
一行が航海したルート。
興味のある方はhttp://www.newworldencyclopedia.org/entry/Hasekura_Tsunenaga
そのチヴィタヴェッキアへはローマから鉄道で1時間ほど、地中海クルーズ船が停泊する大きな港があります。クルーズ船の乗客はここで降りてローマ観光へ向かうのです。私は逆の行動です(笑)。
最近はヨーロッパの大都市よりも田舎に来てのんびり過ごすのが楽しみです。
3月の中旬となれば地中海に春が訪れます。
今回行こうと思っていたレストランについて観光案内所のおじさんたち(定年したおじさんたちがたむろっている)に尋ねてみると、もっとローカルな店の方が良い進められてた店に行きました。
まだまだ観光客の少ない時期、最高の天気です。
洒落たレストランが並ぶ海岸通り、向かったのは「Dolphine」という店。
さんさんと降り注ぐ太陽の下、席は外しかないでしょう。
Misto di mare(朝どれの魚貝類)
烏賊とタコとエビのマリネ。ものすごく新鮮でセロリとオリーブオイルと和えているだけ。この雰囲気でもちろん白ワインが素晴らしく合うのですが、オリーブオイルが本当に会う。ワインもオリーブオイルもこの空気が味や香りを倍増させます。
さらにMisto di mare(朝どれの魚貝類)
こちらは火を通した料理。ナスやモッツアレラを使った料理。鮮度も料理も素晴らしい。
やはり地中海に来ればこれが欠かせません。スキャンピの炭火焼。
最後にオススメのパスタ。自家製のイカスミのタリアテッレと海の幸。
完全にノックアウト!!本当にうまい!!
3時間も長居してしまい、お店の人と話していれば魚屋さんが到着。
トラックの中を見せてくれました。
イカもヘダイもその他も鮮度は完璧!
魚屋さんもドヤ顔!!
仕入れの魚まで見てレストランで食べるのは最高です!!
この街には公設市場もあります。
間も無く終わるオレンジやレモン。
私の大好物の、これから始まるカルチョーフィ(アンティチョーク)。特にRomameという紫の品種はローマ空港のフィウミチーノからこの辺までが産地。列車から見れば畑が見れます。
残念ながら今回は食べれらませんでした。
タンポポの葉やルッコラもシーズン。
さてこのチヴィタヴェッキアでもう一つ日本人と関わりのあるのが日本聖殉教者教会。
ご存知の通り秀吉はキリスト教禁止令を発布し京都にいたキリスト教信者26人を長崎に連行し処刑、この事件は日本よりもヨーロッパでこの事実が広まったのです。しかし当時信者であった細川ガラシャはなぜ処刑されなかったのか。
教会内の現在の絵は1950年に宗教画家長谷川路可が描いたものです。
私が訪れた日、夜に日本人合唱団だに夜コンサートが行われる予定でした。参加できず残念。
数千年も戦乱に明け暮れたヨーロッパ、歴史と知識に学ぶことが大事だと。
日本でも戦乱の世の中であった戦国時代に果敢にもヨーロッパと貿易を試みた将軍がいました。それは伊達政宗。支倉常長を大使として一行をスペインに派遣したのです。数年前NHKで彼の特集をしていた番組を見たときには伊達政宗の先見の明と、そして彼が送った使節が400年も前に太平洋、大西洋を渡りスペイン国王に謁見し、さらに地中海を渡りこのチヴィタヴェッキアに上陸してローマ法王にも謁見したのです。まず私がパイロットとしてヨット乗りとして驚くのがあの時代に大海を航海する技術がすでスペインに確立したいた事、当時すでスペインが中南米を統治していてパナマ運河を作っていた事、極東のわけのわからない国の使節団がスペイン国やローマ法王とどのようにして会えたのか、さらに伊達藩にヨーロッパとの通商するための蓄えどれだけあった事。航海中の食料は?、疫病はなかったのかなど。。。
彼の銅像が街の中心に堂々と立っています。現在は石巻市と姉妹都市となっています。
一行が航海したルート。
興味のある方はhttp://www.newworldencyclopedia.org/entry/Hasekura_Tsunenaga
そのチヴィタヴェッキアへはローマから鉄道で1時間ほど、地中海クルーズ船が停泊する大きな港があります。クルーズ船の乗客はここで降りてローマ観光へ向かうのです。私は逆の行動です(笑)。
最近はヨーロッパの大都市よりも田舎に来てのんびり過ごすのが楽しみです。
3月の中旬となれば地中海に春が訪れます。
今回行こうと思っていたレストランについて観光案内所のおじさんたち(定年したおじさんたちがたむろっている)に尋ねてみると、もっとローカルな店の方が良い進められてた店に行きました。
まだまだ観光客の少ない時期、最高の天気です。
洒落たレストランが並ぶ海岸通り、向かったのは「Dolphine」という店。
さんさんと降り注ぐ太陽の下、席は外しかないでしょう。
Misto di mare(朝どれの魚貝類)
烏賊とタコとエビのマリネ。ものすごく新鮮でセロリとオリーブオイルと和えているだけ。この雰囲気でもちろん白ワインが素晴らしく合うのですが、オリーブオイルが本当に会う。ワインもオリーブオイルもこの空気が味や香りを倍増させます。
さらにMisto di mare(朝どれの魚貝類)
こちらは火を通した料理。ナスやモッツアレラを使った料理。鮮度も料理も素晴らしい。
やはり地中海に来ればこれが欠かせません。スキャンピの炭火焼。
最後にオススメのパスタ。自家製のイカスミのタリアテッレと海の幸。
完全にノックアウト!!本当にうまい!!
3時間も長居してしまい、お店の人と話していれば魚屋さんが到着。
トラックの中を見せてくれました。
イカもヘダイもその他も鮮度は完璧!
魚屋さんもドヤ顔!!
仕入れの魚まで見てレストランで食べるのは最高です!!
この街には公設市場もあります。
間も無く終わるオレンジやレモン。
私の大好物の、これから始まるカルチョーフィ(アンティチョーク)。特にRomameという紫の品種はローマ空港のフィウミチーノからこの辺までが産地。列車から見れば畑が見れます。
残念ながら今回は食べれらませんでした。
タンポポの葉やルッコラもシーズン。
さてこのチヴィタヴェッキアでもう一つ日本人と関わりのあるのが日本聖殉教者教会。
ご存知の通り秀吉はキリスト教禁止令を発布し京都にいたキリスト教信者26人を長崎に連行し処刑、この事件は日本よりもヨーロッパでこの事実が広まったのです。しかし当時信者であった細川ガラシャはなぜ処刑されなかったのか。
教会内の現在の絵は1950年に宗教画家長谷川路可が描いたものです。
私が訪れた日、夜に日本人合唱団だに夜コンサートが行われる予定でした。参加できず残念。
はじめまして。uminokajinさんのところから来ました。
チヴィタヴェッキア、オペラ「トスカ」に「チヴィタヴェッキアに逃げて自由になりましょう」と出て来る場所です。しかも、長谷川路可のフレスコ画があるので、いつか、行きたいと思ってます。魚貝類がおいしいなんて、ますます魅力的!
by TaekoLovesParis (2016-03-27 09:36)
TaekoLovesParisさん:初めまして。ご訪問ありがとうございます。オペラ「トスカ」のストーリーは知りませんでした。ありがとうございます。日本人にはかなりゆかりの地ですが、イタリアもフランスも小さな町でのんびり、太陽を浴びながら美味しい地の物をいただくのが最高です。ローマ、フイミチーノ空港のそばの海もたくさん美味しい店がありますよ。
by michael (2016-04-04 23:13)