釣りたてカワハギ、甘鯛 出張料理

今年に入って久々の釣り。いつものようにマリーナから先輩が所有するGratia号で出船。先輩はすでにパイロットを引退し、今ではマリーナや近所の船宿でも有名な船長になっています。


今回はまだまだいけるカワハギと甘鯛、北風がかなり吹いて寒い一日でしたが、なんとか獲物をゲット。


そして外道で嬉しいアカボラ（ヒメコダイ）も。



今回は日頃のお礼もかねて、先輩宅で出張料理です。


カワハギは数こそ出ませんでしたが、細君の釣った25cmを筆頭に５人分のお造りには十分。

船上でしっかりと血抜きしているので完全に透明です。

そしてカワハギの握り、肝乗せ。


度アップ

まだまだ肝もしっかりと入っています。釣り立てなので肝の角が立っていますね。翌日はこのようになりません。

甘鯛は昆布〆。約１時間半〆ています。30cm級ですが、身は十分採れます。

甘鯛という魚、水気が結構あるので軽く塩をして水分を抜くと味が凝縮されます。昆布で〆る時間もあまり長くしません。

そして３枚に下ろして、こちらも暫く置いておいた身で握り。甘鯛はちょっと工夫すると旨味が本当に増す。


この日は雛祭り。甘鯛の外道で釣れた連子鯛でこちらも寿司。

３名の女性に喜んで頂きました。

アカボラとトラギスの天ぷらに。


こちらも甘鯛の外道で釣れますが、特にアカボラは刺身や天ぷら、洋風でフリット、カルパッチョで最高です。マリーナの近所の市場では商品として出ています。

釣り立ての魚は本当にホクホクに仕上がります。

〆はカワハギ鍋。
出汁もカワハギのアラを使います。そしてポイントは肝。

素晴らしい出汁で野菜も本当に旨い。

釣って、造って、食べて，呑んで。釣りは本当に楽しい。先輩方にも大変喜んで頂きました。