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チャモロ料理 [お店(グアム)]

今回のフライトはグアム島へ。グアム島の歴史は複雑で16世紀より300年もの間スペインに統治され、その後19世紀にはアメリカが、その後第2次世界大戦時には日本に占領され戦後はまたアメリカに統治されるというものです。
 その後1967年に日本からPANAMが路線を開設し、一気に日本のリゾート化となったのです。日本から一番近い外国として人気がありましたね。
 このような歴史的背景の中、先住民チャモロ人の料理が様々な影響を受け、現在のチャモロ料理というものになりました。頻繁に使われるスパイスや食材は、ココナツ、赤唐辛子、お醤油、お酢、玉ねぎ、レモン汁、砂糖などで、どの料理にも「甘さ・辛さ・酸っぱさ」のいずれかが濃厚に現れているのが味の特徴です。
 今回はチャモロ料理専門の「チャモロ亭」に行きました。


P1070628.jpgチャモロ亭のオーナーは日本人ですが、日本人にあわせた料理でなくあくまで地元にこだわるということです。
アペリティフはこの店でしか飲めないというチュバ酒。
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チュバ酒はココナッツのジュースから出来る添加物を一切使用しない自然発酵させたお酒。アルコールドは数パーセントと軽いですが、ほんのり甘くほのかなココナッツの香りがして美味しいです。

こちらは近海魚のキラグェン。
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キラグェンはチャモロ料理の代表的な料理で、レモンやココナッツ、唐辛子で味付けされたもの。前菜として頂きます。今回の近海魚はマヒマヒ(シイラ)です。
シイラはしっかりとビネガーに漬かり、シーフドサラダという感じ。マリネよりもかなり酸っぱいです。
実は私は酢男なのでこういう料理はwelcomeなのです。夏の料理に良いですね。教室で紹介しましょう。

レッドライス。
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これはケチャップご飯ではありません。グアムではお祝いのときに出されるご飯です。アチョーテの実で色づけされています。ほんのりアチョーテの香りがして大変美味しいです。

近海魚のエスカベッチ
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魚はこちらもマヒマヒ。たっぷりと野菜が入ったエスカベッシュ。黄色はターメッリクで色づけしているとのこと。私はエスカベッシュが大好きなので、こちらも大満足。
南国チックで美しいですね。

店のオーナーも言われていますが、このチャモロ料理は日本人の口に凄くあいます。グアム島には各国レストランがいろいろありますが、是非このチャモロ料理も試してください。

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チョモロ亭
http://guam-restaurant.net/

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クラ

 はじめまして ブログみました。自分も以前 チャモロ亭でグアムの郷土料理チャモロ料理を食べました。1500年代後半にはスペイン領だけに味もヨーロッパの風味が入っているような、そしてレッドライスなど日本人にも馴染み深く、よかったです。もっといろんな料理を食べておけばよかった。
by クラ (2014-08-31 23:25) 

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