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下りカツオ、そしてカワハギ(その1) [料理]

今回の釣りはカツオ、メジマグロそしてカワハギという贅沢な3本立て。果たして釣果は?
カツオと言えば、江戸時代には初鰹を非常に珍重していたと言われますが現代人は趣向が変わり脂たくさん乗った下りカツオの方が人気があるようです。下りカツオは相模湾では今がピーク、群れに当たれば爆釣、外れれば一日カツオの群れを探すこととなります。またカツオの群れには本マグロの子供メジマグロもいるので楽しみです。

朝7時にマリーナ出航、沖に行けばもう相模湾中の釣り船がいるのではないかというくらいの大船団。中には散水して一本釣りをしている船もいるので期待が持てます。

早速仕掛けを落とすと先輩にすぐに当たり、程なく私にもカツオの鋭い当たりが。カツオやメジマグロの最初の引きは強烈、これさえかわせば。程なく2kg級ゲット。水中では腹の4本線は見えませんが舟に上がるとサッと4本線が現れます。美しい魚体、鮮度を保つために船上にしっかり血抜。
入れ食いとは行きませんがその後細君も1匹。一家に2匹もあればカツオは十分。2時間でカツオ釣り終了。メジほしいなと思いましたがカツオが良い型なので先輩にカワハギに変えようとリクエスト。後半のカワハギがなかなか釣れず、柳の下にはどじょうはそんなにたくさんいないのだな思いました。

さて自宅に帰ってカツオを下ろします。カツオの下ろし方は普通の魚とはちょっと違うのでここで紹介します。(この下ろし方は昔伊豆大島の民宿のおばあちゃんに習いました)
丸々と太った下りカツオ。なお、包丁は長めの洋包丁か牛刀が良いでしょう。

先ずはエラの横にある硬い部分に斜めに包丁を入れエラの方に向かって切ります。

反対側も同じように。

そして頭を引っ張って内臓ごと身から離します。

お腹を綺麗に洗い、腹の部分、いわゆるハランボを切り離します。

これは後で塩焼き。絶品ですよ。

次に背びれを後ろこらこそぎ取ります。

力を入れて思いっきりやると綺麗に取れます。

尾っぽの方から中骨に沿って包丁を入れます。

身は軟らかいので簡単です。

身は半分に切って血合いを取り皮を剥きます。これは普通の魚と同じです。

脂がたっぷり乗って白くなっている。

鮮度が第一のカツオ、旨そうだ・・・


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コメント 6

lovin

こんばんわ。
いつも機長のブログをみて、作ってみたい、とか、
行ってみたい、、と思ってますが、
これだけはマネできないです。
カツオ、おいしそうですね~~。
by lovin (2006-11-05 00:55) 

大きな鰹ですね、美味しそう☆
先日魚をさばいてから、包丁が欲しくなりカタログを眺めてます。
簡単に下ろしている様に見えますが、
大きな魚はたいへんだなぁ。。。流石です。
by (2006-11-05 10:45) 

michael

lovinさん:何事も練習、興味を持ったらすぐに始めましょう。lovinさんなら出来るでしょう。
by michael (2006-11-05 13:22) 

michael

penginさん:先ずは中出刃と柳刃があれば、しかし包丁もピンからキリまであるので中位のお値段のものが良いでは。後は研ぐ練習です。
by michael (2006-11-05 13:28) 

kenta-ok

大きいですね。一家庭で食べられるのでしょうか。
by kenta-ok (2006-11-05 18:37) 

michael

kenta-okさん:もちろん一家庭では無理、三家庭ですべて平らげました。
by michael (2006-11-07 11:15) 

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