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頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日もアナゴ [レシピ本からのご紹介]

頑張ろう、STAY HOME 料理の紹介 今日もアナゴ

 数年前に空飛ぶ食いしん坊料理教室の10周年記念として過去の料理教室で紹介したレシピの集大成を電子版レシピ本としてご参加の皆様へ配布いたしましたが、これからそのレシピをみなさまにご紹介していきたいと思います。料理はもちろん魚介類、単独の魚の種類は22種類、そのほか貝や甲殻類です。合計で189のレシピが載っています。もちろんこのブログの中でも半数は紹介されています。さらに世界を食べ歩き、シェフにレシピを聞いたり想像したりして作りました。
 自宅で長い間家族が一緒、一番の幸せは食事でしょう。Stay Home、頑張ってください。毎日の料理を考えるのは大変なこと、みなさまの参考になれば幸いです。
 そしてみなさまが外出を控えることにより医療崩壊を防ぎ、かつ医療活動をしている方たちを救うのです。

アナゴ
あなご飯
 あなご飯といえば安芸の宮島が有名ですね。正直いえば鰻丼の方が断然美味しいと思いますがいまでは鰻は高値の花、最近の調査ではうなぎの稚魚しらすは全く取れない(2018年1月現在)らしい。今後はあなご飯がもっと人気になるでしょう。
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【材料】(2人分)
穴子・・・・・・・・・・・・・一匹
醤油・・・・・・・・・・・・・50cc
みりん・・・・・・・・・・・・50cc
酒・・・・・・・・・・・・・・50cc
水飴(砂糖)・・・・・・・・・・大さじ2
アナゴの頭・・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.鍋に酒・みりん(アナゴの頭)を入れ火にかけアルコール分を飛ばす。醤油と水飴を入れてとろみがつく迄煮込んでいく。
2.穴子は半分に切り、皮と身の間に串を打つ。(串を打たないと焼いたときに身が丸まる)
3.穴子は一度白焼きにして、タレを付けながら更に2度焼きする。
4.茶碗にご飯をもり、タレをかけ、タレにくぐらせたアナゴを乗せて出来上がり。

山葵や木の芽をトッピングしても良い。

穴子の柔らか煮
 築地場内の「龍寿司」、先代の大将が握った穴子寿司は絶品だった。本当かどうか知りませんが、かつて松下幸之助が毎日部下を大阪からこの店に出張させ買って来させたとか。口の中に入れると穴子が溶けていく、そこにちょうど良い温度のシャリが絡んで行くのです。一生忘れられない。残念ながら数十年前の話でもちろんお店は代替わり。その後は1度行ったきり行かなくなってしまった。もちろんそんなトロトロの穴子を作るのは素人には不可能ですが、この思い出の中で皆さんに紹介した一品です。教室では20匹以上の穴子で毎回炊いていたのでかなり美味しかったですね。
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【材料】(4人分)
穴子・・・・・・・・・・・・・4匹
醤油・・・・・・・・・・・・・50cc
みりん・・・・・・・・・・・・50cc
酒・・・・・・・・・・・・・・70cc
ザラメ・・・・・・・・・・・・大さじ4
アナゴの頭・・・・・・・・・・4匹分
水・・・・・・・・・・・・・・2カップ
粉山椒・・・・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.穴子の頭は網で焼く。(煮るときに臭みを取るため)
2.穴子は包丁の先でぬめりを取り、塩をして数分置いてから水で洗い、水気を拭き取る。
3.鍋に酒、みりん、1.の頭、2.の穴子の身を入れて火にかける。
4.アルコール分が飛んだら醤油、水を入れて落としぶたをして40分ほどに込む。
5.穴子を鍋からあげて、まな板の上に置き巻きすで平にする。
6.4. のタレがとろみがつく迄煮込む。
7.穴子を笹の葉の上に置き炙る。
8.7. を皿にもって出来上がり。”

あなごの天ぷらお焦げ乗せ(中華風)
 穴子は私の天ぷら料理の中のNO1です。毎年7月から8月は絶対に頂きます。羽田の穴子専門店や、千葉の保田漁港の店は江戸前の穴子を提供してくれました。今は残念ながら東京の穴子は放射能の影響であまり漁をしていないようです。韓国産が主流。この料理は中華のおこげ料理をしていてふと思いついた一品です。 おこげがタレと穴子の香りを吸って美味しい。
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【材料】(2人分)
穴子・・・・・・・・・・・・・2匹
醤油・・・・・・・・・・・・・50cc
みりん・・・・・・・・・・・・50cc
酒・・・・・・・・・・・・・・50cc
水飴(砂糖)・・・・・・・・・・大さじ2
アナゴの頭・・・・・・・・・・適量
天ぷら粉・・・・・・・・・・・適量
中華お焦げ・・・・・・・・・・4個
葱・・・・・・・・・・・・・・1本
七味 ・・・・・・・・・・・・適量
【作り方】
1.鍋に酒・みりん(アナゴの頭)を入れ火にかけアルコール分を飛ばす。醤油と水飴を入れてとろみがつく迄煮込んでいく。好みで八角を入れる。
2.穴子は包丁の先でぬめりを取り、塩をして数分置いてから水で洗い、水気を拭き取る。
3.白髪葱を作っておく。
4.天ぷら粉を溶き、焼酎または酢を少々入れる。
5.穴子は適当な大きさに切り、3の天ぷら粉にあわせ、180°Cの油で揚げる。
6.中華のお焦げを色づくまで揚げて皿に盛る。
7.6. に5. の天ぷらを乗せ、白髪葱を乗せ、1.のたれをかけ七味をふって出来上がり。 ​

これからアナゴは旬、是非楽しんでください。

抜粋:: “空飛ぶ食いしん坊michaelの料理”。 Apple Books
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