ローマのローマ料理の店 [お店(ローマ)]
皆様、明けましておめでとうございます。近年日本は毎年災害に見舞われておりますが、今年は穏やかな年であります様にお祈りしております。
食いしん坊は細々と世界のレストランや料理を紹介していきます。
新春第一弾はローマ。年末の最終フライトも新春の初フライトもローマ。私はイタリアに住めると自負するほどイタリア料理が好き、今から40年以上も前に3年間イタリア料理屋でバイトもしていたのです。当時は今ほどイタリアの食材はなくイタリアニーズと言う感じ。
1980年代の中頃からでしょうか?日本のグルメブームが始まりパスタの有名店やイタリアで修行した料理人たちが店を次々とオープン、日本のイタリア料理のレベルも世界レベルとなりました。
さて年末にローマの裏道を歩いているととあるレストランの入り口に差し掛かった。まだお昼の12時。ヨーロッパのランチはだいたい12時半位からオープンするのですが、オーナーらしき人が開店の準備をしていた。夜のフライトに備え、美味しいイタリア料理を食べてさっさとホテルに帰ろうと決めていたので、この男性に店は開いているかと声をかける。すると大丈夫だ、Pregoと店内に案内された。
最近のヨーロッパへのフライトは24時間しかステイ時間がない。。。残念ながらランチとともにおいしいワインは飲めないのです。しかし今回はローマに行くと決まった時から、頭の中からCacio e Pepeが離れない。オーナーにCacio e Pepeはあるかと尋ねると、Come no!
さて、ローマに来るとまず立ち寄るのがCampo di Fiori(花市場)。旬の野菜を見れます。すでに私の大好物アンティチョークがたくさん積まれていました。ローマ近郊はこのアンティチョークの畑がたくさんあります。
一通り市場を見回ると必ず立ち寄るのが市場横にあるカフェ。以前はwifiをつなぐためにこの店に来ていたのですが、今はグローバルな電話を使っているのでその必要がありません。朝のエスプレッソを一杯頂くのです。イタリアで飲むエスプレッソは本当に旨い。
レストランに話を戻しますが、市場でアンティチョークを見ていたので、アンティチョークはあるかと尋ねるともちろんとのこと。今のこの会社に入ってすでに9年、日本の会社にいた頃と違って食事に行くのはほとんど1人。良いところはお店の人とよく話をできること。私が日本で料理を教えていると話すと一気に料理の話題に。2回目行った時は奥さんは大の日本ファン。話が盛り上がりました。
アンティチョークはcarciofi alla romana。
ボイルしたアンティチョークはホクホクしておいしい。なかなか日本で食べれないのでしっかりと味わいます。
オーナーはなんとシェフを紹介してくれ厨房に連れて行ってくれました。
そしてCacio e Pepe。
ペコリーノをたっぷり使ったパスタ。カルボナーラと並びローマのパスタです。
私はパスタが本当に好きだ。近年糖質をだいぶ制限しているのですがパスタだけは我慢できない!!
Buono!
こうなったらデザートも。
ティラミス!!
さてまた来週来るよとオーナーに別れを告げた。
そして2020年初フライトで再来。
今回もパスタ。自家製フィットチーネとラグー。私の一番の大好物。
パルメジャーノをたっぷりかけていただきます。
そして今日のメインはコーダ・アッラ・ヴァチナーラ。牛テールをじっくりと煮込んだローマ料理。
ナイフを入れるとホロホロと崩れます。
トマトソースにはセロリや松の実など入っています。
こちらも厨房でシェフが料理を紹介してくれました。
最後にオーナーが、今回はデザートを御馳走するよと。イタリアのレストランはこのように気前が大変良いです。それではと遠慮なくパンナコッタを頂く。
本当に楽しい、そしておいしいレストランを見つけました。
オーナーの奥さん曰く、最近はPizzeriaなどファーストフードの店が多くなり、地元ローマ人もあまり伝統料理を食べないと言っていました。
ローマでお店に迷ったらぜひこの店を選んでください。オーナーや奥さんの温かいもてなしとシェフのおいしい料理を堪能できます。次回はできればワインが飲めるパターンであって欲しい。
Ciao!!
Cucina del Teatro
Via di San Simone 70/71
www.cucinadelteatro.it
シェフのインスタグラム chefomar83
食いしん坊は細々と世界のレストランや料理を紹介していきます。
新春第一弾はローマ。年末の最終フライトも新春の初フライトもローマ。私はイタリアに住めると自負するほどイタリア料理が好き、今から40年以上も前に3年間イタリア料理屋でバイトもしていたのです。当時は今ほどイタリアの食材はなくイタリアニーズと言う感じ。
1980年代の中頃からでしょうか?日本のグルメブームが始まりパスタの有名店やイタリアで修行した料理人たちが店を次々とオープン、日本のイタリア料理のレベルも世界レベルとなりました。
さて年末にローマの裏道を歩いているととあるレストランの入り口に差し掛かった。まだお昼の12時。ヨーロッパのランチはだいたい12時半位からオープンするのですが、オーナーらしき人が開店の準備をしていた。夜のフライトに備え、美味しいイタリア料理を食べてさっさとホテルに帰ろうと決めていたので、この男性に店は開いているかと声をかける。すると大丈夫だ、Pregoと店内に案内された。
最近のヨーロッパへのフライトは24時間しかステイ時間がない。。。残念ながらランチとともにおいしいワインは飲めないのです。しかし今回はローマに行くと決まった時から、頭の中からCacio e Pepeが離れない。オーナーにCacio e Pepeはあるかと尋ねると、Come no!
さて、ローマに来るとまず立ち寄るのがCampo di Fiori(花市場)。旬の野菜を見れます。すでに私の大好物アンティチョークがたくさん積まれていました。ローマ近郊はこのアンティチョークの畑がたくさんあります。
一通り市場を見回ると必ず立ち寄るのが市場横にあるカフェ。以前はwifiをつなぐためにこの店に来ていたのですが、今はグローバルな電話を使っているのでその必要がありません。朝のエスプレッソを一杯頂くのです。イタリアで飲むエスプレッソは本当に旨い。
レストランに話を戻しますが、市場でアンティチョークを見ていたので、アンティチョークはあるかと尋ねるともちろんとのこと。今のこの会社に入ってすでに9年、日本の会社にいた頃と違って食事に行くのはほとんど1人。良いところはお店の人とよく話をできること。私が日本で料理を教えていると話すと一気に料理の話題に。2回目行った時は奥さんは大の日本ファン。話が盛り上がりました。
アンティチョークはcarciofi alla romana。
ボイルしたアンティチョークはホクホクしておいしい。なかなか日本で食べれないのでしっかりと味わいます。
オーナーはなんとシェフを紹介してくれ厨房に連れて行ってくれました。
そしてCacio e Pepe。
ペコリーノをたっぷり使ったパスタ。カルボナーラと並びローマのパスタです。
私はパスタが本当に好きだ。近年糖質をだいぶ制限しているのですがパスタだけは我慢できない!!
Buono!
こうなったらデザートも。
ティラミス!!
さてまた来週来るよとオーナーに別れを告げた。
そして2020年初フライトで再来。
今回もパスタ。自家製フィットチーネとラグー。私の一番の大好物。
パルメジャーノをたっぷりかけていただきます。
そして今日のメインはコーダ・アッラ・ヴァチナーラ。牛テールをじっくりと煮込んだローマ料理。
ナイフを入れるとホロホロと崩れます。
トマトソースにはセロリや松の実など入っています。
こちらも厨房でシェフが料理を紹介してくれました。
最後にオーナーが、今回はデザートを御馳走するよと。イタリアのレストランはこのように気前が大変良いです。それではと遠慮なくパンナコッタを頂く。
本当に楽しい、そしておいしいレストランを見つけました。
オーナーの奥さん曰く、最近はPizzeriaなどファーストフードの店が多くなり、地元ローマ人もあまり伝統料理を食べないと言っていました。
ローマでお店に迷ったらぜひこの店を選んでください。オーナーや奥さんの温かいもてなしとシェフのおいしい料理を堪能できます。次回はできればワインが飲めるパターンであって欲しい。
Ciao!!
Cucina del Teatro
Via di San Simone 70/71
www.cucinadelteatro.it
シェフのインスタグラム chefomar83
前回のカニも豪快でおいしそうな旬の料理で、すばらしかったです。今回もお店の紹介だけでなく、ローマたべもの事情のようなエッセイが前にあるのがいいですね。
このまま出版できそう。
by TaekoLovesParis (2020-01-11 01:38)
TaekoLovesParisさま:コメントありがとうございます。そのうち時間ができたらすべてエッセイにしたいと思います。
by michael (2020-01-12 20:57)