SSブログ

山菜採り [お店(新潟)]

毎年山菜採りでお世話になる新潟県松之山温泉。知人の「千歳」の若旦那に真剣に山菜採りしたいとお願いしてからすでに15年以上経っていることが過去の写真でわかりました。きっかけは春スキーに訪れた時に雪の下にある蕗の薹を取って食べたこと。平地でも春になると蕗の薹はたくさん取れますが、雪の下の蕗の薹の香りと味は全く違います。さらに通い続けると、雪国の春がどんなに美しいことか、日本人に生まれてよかったと思う瞬間を味わえます。(日本以外のほとんど国は冬の後は一気に夏になってしまいます。)
田植えを待つ水が張られた棚田。
IMG_0306.jpg


今年は一度冬に松之山に訪れた時に、暖冬の影響で雪があまりなかったので早めに来た方が良いということでいつもよりも2週間早くしました。昨年は5月末で30度にもなってしまい、ウドはほとんど伸びきった状態、今年はどうかといえば2週間はやめたにもかかわらずウドは伸びてしまっていました。この2年エルニーニョの影響で世界中暖冬が続いているのです。来年はナニーニョの影響で寒くなると先日報道していましたが。。。
山菜ハンター
20160514_8213.jpg

さて山菜の女王とされる、木の芽(アケビの芽)をたくさん採り、若旦那が野外で仕込みをしてくれます。清水を見つけてその場で茹でて、凍るほど冷たい湧き水につけて灰汁抜きです。
20160514_9029.jpg
ここでは何も設備が要りません。自然がすべて用意してくれます。

20160514_2015.jpg
もちろん飲めます。

皆で収穫した山菜。松之山の良いところは標高差で色々なものが採れるのです。今年はわさびが最高!!
IMG_0309.jpg

皆で仕込み!!
20160514_2369.jpg

お昼は松之山の若い人たちのグループ「まんま」のメンバーが料理を作ってくれます。山菜は、山の達人「しんちゃん」がいつものように前日に沢山採ってきてくれます。
天ぷらやおひたし、和え物など、天然の山菜はたまりませんね。冬眠から明けたクマは山菜を食べてデトックスをするそうですが我々もデトックス。
IMG_0310.jpg

IMG_0311.jpg

IMG_0312.jpg

IMG_0313.jpg

木の芽と黄身の和え物。
20160514_2619.jpg
たまりません。

そして山菜鍋を自分で作ります。山三つ葉とセリに木の芽。
IMG_0316.jpg

さて午後はさらに山菜ハンター。若旦那に頼んで雪の下蕗の薹を探しに。標高800mを越えれば暖冬といえどもまだ残雪があります。
IMG_0330.jpg

先客とばったりすれ違い、ちょっと心配しましたが雪を掻き分けるとありました!!
IMG_0325.jpg

ウドも発見。清水で洗い、そのまま生でがぶり。至福の瞬間です。
IMG_0327.jpg

夜の料理は我々の出番!!囲炉裏料理です。
ものすごく忙しく写真をあまり撮れませんでしたが、、、
IMG_0337.jpg
鮎は1時間半かけてじっくり焼きます。

囲炉裏料理のお供はこちら。
IMG_0339.jpg
私はこの松乃井酒造さんの「英保」をこよなく愛しています。

妻有ポークの塾生豚「越乃紅」を低温調理した後炭火で焼きます。
IMG_0347.jpg

シュラスコ風に切りながらいただくのが最高です。
IMG_0346.jpg

新潟地鶏で山菜水炊き。(今年初めて)
IMG_0349.jpg
出汁がしっかり出て山菜との相性も最高!!

前日一晩で作ったフォアグラのテリーヌ。
20160514_5356.jpg

山の達人「しんちゃん」も美女に囲まれてご機嫌。
20160514_6999.jpg

こうして松之山の春を思いっきり楽しみました。しんちゃん、若旦那、千歳の皆さん、そしてまんまの皆さんいつもありがとうございます。

ひなの宿「千歳」http://www.chitose.tv

nice!(18)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 18

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。